5月15日限定、庭中に、コアオハナムグリ

2023年の5月、それも15日だけ、沢山のコアオハナムグリが現れた。あれは何だったんだ?

5月14日、白薔薇に1匹の尖兵

5月14日、1匹の甲虫が白薔薇の花弁をかき分けて潜り込もうとしていた。この毛が生えたお尻、コアオハナムグリだ。この日見つけたのはこの1匹だけだった。

白いバラの花に顔を埋めるコアオハナムグリ
この日はこの1匹しか撮影していない:20230514撮影

翌15日、あっちにもこっちにも、コアオハナムグリ

翌日、白薔薇に2匹のコアオハナムグリを発見。

白薔薇の花粉を食べる2匹のコアオハナムグリ
花粉に夢中:20230515撮影

さらに、このバラのほとんどの花にこの虫がいることに気づいた。いったい何匹いるんだ君たち?

白薔薇の花の中に潜り込むコアオハナムグリ
どの花にもコアオハナムグリ:20230515撮影

でも、左隣の赤いバラには1匹もいない。この虫は白い花が好きなんだろうか?

赤いバラ二輪
赤いバラには1匹もいない:20230515撮影

白薔薇を剪定するつもりだったけれど、こんなにお客さんが多いのなら延期するしかない。

そんなことを考えながら白薔薇の右脇をふと見ると、春菊の花にもたくさんいるではないか。黄色い花も好きなんだな君たち。

あっちにもこっちにもコアオハナムグリ
春菊の花にも2匹いる:20230515撮影

白薔薇と春菊のある1平方メートルだけで、十数匹をカウントしたのだった。でも、それだけではなかった。

葡萄の花も、コアオハナムグリがいっぱい

コアオハナムグリは満開の葡萄(ヒムロッドシードレス)の房にも群がっていた。花の上を器用に歩いて花粉の食べ歩きをしている。

葡萄の花にやってきたコアオハナムグリ
花粉を食べているようだ:20230515撮影

下画像に写っているだけで、4匹が食事中だ。この光景がウッドデッキに誘引した葡萄のあちこちで同時進行。もはやカウント不能。

葡萄の花粉にやってきたコアオハナムグリたち
この写真の中だけで4匹いる:20230515撮影

食事に夢中のこの虫たちのそばに、ニホンアマガエルがいた。狩りが始まるのか?と思いきや、動かないカエル。

葡萄の花粉にやってきた2匹のコアオハナムグリの近くにいるアマガエル
こんなに丸いカエルを初めて見た:20230515撮影

よく見るとこのカエルの体はまん丸に膨らんでいる。カエルのお腹の中に既に何匹かこの虫が収まっているってことか。

そして翌日、コアオハナムグリはいなくなった。

この家に越してきてからの画像をチェックしたが、彼らの大群の記録はない。何だったんだろう?