エンバクと赤クローバーとクリムゾンクローバー
庭に小さな自然菜園を作る下準備のためにエンバクの種を買った。イネ科のエンバクは猫草にもなるので、西の庭の駐車場脇、2平米の植栽エリアにクローバーの種とともに撒いた。9月下旬のことだ。
ちらほらと庭で越年するイネ科の野草を、冬の間、猫たちの嗜好品として与えてきたが、6匹猫には少し足りないのである。
播種量を間違える
コンクリートに囲まれた1メートル×3メートルの植栽エリアのうち2平米にエンバクと赤クローバーとクリムゾンクローバーのミックスを撒いた。
撮影していて、狭い面積に種を多く撒き過ぎたことに気づく。が、撒いてしまったものはどうしようもない。
5日後、一斉に発芽、やっぱり密である。
育ち過ぎたエンバクは猫の胃に悪いとか
秋の間、エンバクの柔らかい葉は猫たちに大好評だったけれど、冬が来て草丈が高くなるとともに葉が太くなってきた。
育ち過ぎた硬い葉は胃に負担をかけるらしい。今は草をかき分け育ちの悪いヒョロヒョロエンバクを探している。
多くの植物が元気をなくす冬に、このエリアだけは鮮やかに瑞々しい。
外ケージの猫草タイム
草を摘んで戻ると、玄関に猫たちが勢揃い。ソックスは立ち上がって草にかぶりつく。
後ろで光っているのはクロエの瞳。
我先に食べようとする猫たちを待て待てとなだめつつ、ウッドデッキの上に設置した外ケージに移動して、洗濯バサミで少しづつ猫草をとめつける。
猫たちが一斉に草を喰む光景に、お前たちウサギか?とツッコミたくなる。
B群がケージに集まっている隙に、みかんは玄関の下駄箱の上で、1匹だけの猫草タイム。
自分の猫草を食べ終えたソックスが、ケージから玄関に走り戻ってみかんの草を見つめている。
もちろんソックスは手が出せない。みかんのパンチが炸裂するのだ。