無肥料・ジベレリン処理なしで栽培中の葡萄ヒムロッドシードレス

去年はブルーベリーサイズだったヒムロッドシードレスの果実、今年は大きい粒で2センチ大に成長した。無肥料、摘粒・摘房・ジベレリン処理なしの栽培である。

7月15日から収穫を開始し、食べたい時に少しづつ収穫を続けているヒムロッドである。手入れをしていないため、1つの房に大小様々なサイズの粒がある。

7月27日に収穫した房では大きい粒で2センチほど。去年の2倍の大きさだ。

無肥料ヒムロッド・シードレス1粒の直径は約2センチ
大きい粒で2センチぐらい:20200727撮影

7月中旬に収穫したものより、甘みが増してきているようだ。

袋がけの結果は凶と出た:果実が高温で傷む

10ほどの房に袋がけしていたのだが、高温になり蒸れてしまったようで、一部が腐りカビてしまったものがちらほら。

袋の中で腐った葡萄
蒸れてしまったか:20200719撮影

下のフサも袋がけしていたもの。南国九州の直射日光にやられたか。

一部にカビが生えた葡萄
カビが生えたのは袋がけしたものだけ:20200716撮影

袋がけしていても、完全な日陰にあったものは、下画像のように傷みなし。

袋がけしていない葡萄(ヒムロッドシードレス)の果実
日陰のものは腐らなかった:20200716撮影

袋がけなしの葡萄

袋がけしなかったものも、場所で結果が違ってきた。
下画像は雨が当たる場所にある。ところどころ傷んでいる。

一部傷んだ葡萄の果実
雨の当たる場所・袋なし:20200716撮影

下画像は、袋なしで、大雨の時以外ほとんど濡れない場所にある。比較的きれいだ。

葡萄(ヒムロッド・シードレス)の果実
これは袋なしの果実:20200716撮影

来年からは袋がけなしにするつもりだ。あるいは雨が当たる果実にだけ、袋ではなく、傘がけにしようか。

蔓の先の葡萄

粒だけでなく、房の大きさにも大小があるヒムロッド。ひょろりと伸びた蔓の先っぽに、わずか数粒のフサがついて、ちゃんと育っていた。

蔓の先についた葡萄の実
蔓の先に小さな房が実った:20200719撮影

ヒムロッドのいくつかの枝は、今も伸びている。

また、この葡萄の葉っぱを食べていたスズメガ(コスズメ)の幼虫は今1匹も見えない。もしかすると秋になったら、次の世代が現れるかもしれないけれど。