ソックス足を滑らせ落下
他の猫は落ちないんだけど、ソックスは2回も落っこちた。板幅14センチのキャットウォークは狭すぎるのだ。そこでコの字型の土台を作って14センチ板2枚をわたした幅広棚に改修である。
14センチ幅のくつろげないキャットウォーク
下画像が改修前のもの。ソックスの足がはみ出している。ここを早足で歩こうとするものだから落っこちるのだ。バリバリっと音がして振り仰ぐと前足の爪を立ててしがみつこうともがくソックスの下半身、直後落下。ちゃんと回転して着地したが、日をおかず再び落ちた。学習しないソックスである。

そこで幅広キャットウォークに作り替えた。
コの字土台に板2枚を渡したキャットウォーク
下が、改修後のキャットウォーク。寝転んでいるのはお茶々。

どうしようかとちょっと考え、14センチ幅の板2枚を土台で支えることにしたのだ。当初土台はロの字型のつもりだったが、欄間を塞ぎたくないのでコの字型に変更。
下が作業内容。
コの字型土台を作る
長さ29センチ(板幅14センチ×2に余裕を1センチ持たせた)を2枚、35センチの長さの板を1枚準備。
29センチ板の欄間取り付け箇所にはあらかじめドリルでねじ穴を開けてコースレッドを軽くねじ込んだ。
35センチ板の板端の若干内側に29センチ板をL字型になるようにネジつける。あんまり端っこだとネジで割れそうな気がしたのだ。
ここでも作業はいいがけん。スコヤで大体の直角をキープしつつ、29センチ板の片方を壁に押し付けてコースレッドをねじ込んだ。いいんだ、ちょっとぐらい歪んだって猫は気にしないのだ。

欄間部分に取り付けながら調整するので、ここではコの字に組まなかった。
下画像、上の板のネジは欄間の鴨居に下からねじ込む。
下の板のネジは敷居に上からねじ込む。
欄間部分に上下を固定してから最後にコの字に固定するのだ。この土台は2個作成して取り付けた。

横板に吊り束部分の切り欠きを準備
欄間部分の中央に吊り束がある。横に渡す板にはその部分に切り欠きを作った。このとき、先日購入したノミが大活躍。

2枚の板を渡して下から止めつけ
土台の取り付けが終わったら、後は2枚の板を並べるだけだ。
横に渡した板は、コの字板の下側から短いコースレッドで止めつけている。

キャットウォークまでのステップ
下画像のステップは、取り外した改修前のキャットウォークを再利用。鴨居に下から長いコースレッドでネジつけた。

ステップにつながる足掛かりをもともとあった東の猫棚に追加して一応の完成とした。

ぽっちゃりキコも登れるようになったけど・・・
改修した結果、猫の滞在時間が長くなり、以前のキケンなキャットウォークに尻込みしていたキコも登れるようになった。

でもよく考えると、当初このキャットウォーク、親子喧嘩でキコに追っかけられるクロエの避難場所として作りはじめたものだったような・・・。
その後の2匹の関係はというと、この2週間ほどは平和である。あのいさかいはなんだったのか。このキャットウォークを作ったのが良かったのかな。まさかB群が共謀して人間にこれを作らせるために一芝居したわけではないよね。