生き物たちに朝の挨拶
朝起きたら、我が家の住人たちに一通り会いに行く。
猫5匹に朝の挨拶
この日、最初に顔を合わせたのはキコ。彼女は昨夜からマッサージチェアにクロエと一緒に寝ていたらしい。
明るさが足りずちょっとピンボケのキコの顔。まったりした朝のキコだ。
目覚めと共にスイッチが入ったクロエは、ベッドに飛び乗りまずはストレッチ。
この後、彼女はお尻撫で撫でを要求してきた。
クロエのお尻を揉んでいるとキコもやってきてお尻を差し出す。2匹のお尻を交互にモミモミ。いつもは別のメンバーも加わるのだが、彼らはどこに行った?
猫小屋に出てみると、庇の上でソックスがまどろみの中。声をかけても彼は降りてくる気配なし。
このままにしておこう。
猫小屋の金網越しに、ウッドデッキに誘引している葡萄の葉に目を凝らす。
金網のすぐ近くに小さなニホンアマガエルが長期滞在中なのだ。今朝は天井近くの葉の中央にいた。
まだ、人差し指の第一関節よりも小さい。だからずっと、チビガエルと呼んでいる。
後ろからの視線を感じて振り返ると、ソックスのいる庇のもう一方の端にお茶々の顔。彼女はなんだか不機嫌そうだ。
挨拶がカエルの後になったのが気に食わなかったのかな?
でも指を差し伸ばすと鼻チョン挨拶はしてくれた。
B群4匹の所在を確認して、寝室を覗く。ここは三毛猫みかんのテリトリー。
どうしたことか、いつもは朝寝坊の彼女が起きていた。
みかんは、起き抜けに水分たっぷりのパウチのご飯を食べるのが儀式のようになっている。準備しなくては。
庭の常連たちに挨拶
玄関を開けると、朝からブンブン羽音がする。ルリマツリにホシホウジャクが来ていた。
昼間の蛾であるホウジャクたちはホバリングしながら花の蜜を吸う。
他にも、ヒメクロホウジャク、ホシヒメホウジャクがやってくる。
複数種が入り混じり賑やかなこともある。ルリマツリは彼らにとても人気があるのだ。
ウッドデッキを歩きながら葡萄の葉をゆっくりと眺めていくと、お腹の大きなオオカマキリがいた。
ここ1週間ほど毎日顔を合わせている個体だ。産卵はまだかな?
庭にいるカマキリは、オオカマキリの他に、チョウセンカマキリ、コカマキリ。今年はまだハラビロカマキリを見ていない。
てっきりオオカマキリだと・・・ オオカマキリとコカマキリとハラビロカマキリの3種が常連カマキリだったこの庭。ついに、ついに、チョウセンカマキリがやってきたのだ。 出会いは8月10日、オオカマキリだと勘違い 庭に数個のオオ …
そして、コスズメ。彼らは葡萄を育て始めた最初の年からの常連芋虫。夏から秋にかけて、毎日彼らの姿を探している。
次に、庭の蜘蛛を見にいく。まずは、西の庭に6月1日からいるコガネグモ、そして拓殖の木のコグサグモ。
コガネグモは天気を読む? 西の庭にメスのコガネグモが2匹いる。そのうちの1匹が頻繁にWEBを掛け替える。引越し好きなのだ。 黄色と黒の白の大きな蜘蛛 引越し好きのコガネグモを初めて見たのは6月1日。ルリマツリとブロック塀 …
それから長靴に履き替えて(マムシやヤマカガシがいるかもしれないのだ)東の庭に足を踏み入れる。こちらの庭には3匹のナガコガネグモと無数のチュウガタシロカネグモが巣を張っている。
そして常連昆虫No.1のツチイナゴの数匹と目があい、時々はレモンや金柑にアゲハの幼虫を見つける。
そんなふうにして1日が始まるのだ。