マホニアコンフューサにキイロスズメバチ来訪

昨年11月に植え付けたマホニアコンフューサである。植えた後にこの花をスズメバチが好むことを知った。
蕾が膨らみ始めたことに気がつき、開花への期待半分、スズメバチの来訪への危惧半分でソワソワ。

マホニアコンフューサの蕾膨らむ

この木を意識したのは、ショッピングモールの植栽で見かけてからだ。野性味のある樹形から黄色い花が立ち上るように咲いていた。葉の黒緑と眩い黄のコントラストも美しかった。

我が家のマホニアは朝露の降り始めた頃に蕾をつけた。

マホニアコンフューサの蕾
蕾の記念写真:20210930撮影

開花とともにスズメバチが飛来

キイロスズメバチのようである。噂どおり、この花に随分とご執心の様子。

マホニアコンフューサの花にキイロスズメバチ
やっぱり来ましたスズメバチ:20211012撮影

そういえば今、この庭で他に彼らの食料となりそうなものはない。ノウゼンカズラの花も終わってしまったし、熟せぬまま取り残しの葡萄(安芸クイーン)はまだいく房かあるが、もう一本の葡萄ヒムロッドの割れた実に群がっていたスズメバチたちは、こちらの葡萄には寄り付かない。ブルーベリーはまだいくらか残っているようだが。

泣く泣く花をカット

スズメバチの巣が近くにあるわけではないから、興奮させなければ攻撃してこないはずだが、マホニアコンフューサがあるのは玄関の脇。訪問者が万が一でも刺されては大変なことになる。

スズメバチが飛び去ったことを確認して、急いで花をカット。コロンコロンとして愛らしい蕾なのに残念である。彼らが戻ってきたらがっかりするだろうな。

切り取ったマホニアコンフューサの花
可愛い花なのだ:20211012撮影

マホニアコンフューサ移植

蕾がつくたびにカットするのは面倒だし、花も見たい。ということで、この木を東の庭に移動させることにした。

スコップで周囲の土を切って、抜いたのが下の画像。1年でヒゲ根をビッシリ増やした。この場所が気に入っていたみたいだ。

掘り上げたマホニアコンフューサ
ビッシリ根を張っていた:20211017撮影

引っ越し先は、東の庭の梅の木の足元。夏には半日陰になる場所だ。葉蘭の脇に植え込んだ。

葉蘭の横にマホニアコンフューサを移植
西の庭から東の庭に引っ越し:20211017撮影

ウッドデッキ の猫部屋からも道路からも、隣の敷地からも距離がある。ここなら、私がスズメバチに注意すれば済む。
マホニアコンフューサは花をつけられるし、私は花を見られるし、蜂たちは蜜を吸える。三方よしとはこのことだ。いやちょっと意味が違うか。

グレビレア・ピーチズアンドクリームを植え込む

花壇にぽっかり開いた穴に、オージープランツのグレビレアを植えることにした。常緑で、華やかな花をつけるものが欲しかったのだ。グレビレアはもともと気になっていた植物で、ホームセンターで偶然にも出会ってしまった。連れて帰るしかないだろう。

ここは立ち上げ花壇なので元々排水の良い場所ではあるが、「初めてのオージープランツ図鑑」という本を参考に、植え穴の底に軽石を入れた。ボラ土の大粒だ。

グレビレアの植穴に軽石(ボラ土)を入れた
ボラ土の大粒を底に敷いた:20211017撮影

ここに、鹿沼土と腐葉土と軽石をブレンドした用土を準備。

グレビレア植え付けの用土を準備
鹿沼土とボラ土と腐葉土:20211017撮影

肥料なしにしたのだけれど、初めてのオージープランツ。うまく根付いてくれるかな。

グレヴィレア(ピーチズアンドクリーム)
ピーチズアンドクリームはほぼ四季咲きらしい:20211017撮影