バッタの見分け方は難しいのだ
バッタということはわかるが、まだまだ種の特定に苦戦中である。けれど、なんとか特徴を見つけ出して判別したバッタ2種、オナガササキリとヒナバッタである。
オナガササキリの長い産卵管を見落とす
少しだけ秋の気配を感じた8月27日の夕方、ウッドデッキの屋根の内側に小柄なバッタを発見。
最初はぴょこぴょこ動く、細くて長い触覚にばかり気を取られて、このバッタの特徴である、お尻からシュッっと突き出している鋭い産卵管が目に入らずに特定に時間がかかってしまった。
メスのオナガササキリだ。

食料になるイネ科の植物はチラホラしか生えていない我が家の庭。その庭からも離れてなぜ屋根に登ったのだろう?

このウッドデッキに誘引している葡萄では、3匹のオオカマキリを確認している。無事に次の世代を残せれば良いが。
夏の初めの渋めのバッタ:ヒナバッタ
6月中旬に金柑の葉の上で見つけた黒いバッタ。種を特定できずに掲載が遅れてしまった。
判断の決め手としたのは首の部分の「く」文字模様。それとオスに見られるという赤いお腹だ。

この種は少し湿り気のあるところを好むとか。確かにこの場所は、梅が深い影を落とす場所に近い。けれど、8月の日照りまがいの連続猛暑日を無事に生き延びられただろうか。
それにしても、種を特定してから掲載しようとすると、掲載自体を忘れそうである。備忘のために、とりあえずブログにアップした方がいいかもしれない。