Super Sevillian Blueは背高ノッポのラベンダー
3月初旬に遅めの剪定をしたラベンダー3種。
他の2種に先駆けてスーパーセビリアンブルーが満開になった。去年は意識していなかったが、とても背が高いラベンダーなのだ。
4月初旬:元気の良い新芽がニョキニョキ
剪定からひと月後、気がつくと新芽がかなり大きくなっていた。
このラベンダーは植え付けてから2年目、植え付け場所は昼前から夕方まで日の当たる場所。西日がかなりきつく、乾燥がちの場所だ。植え付け後は、肥料も水やりもなしで頑張ってもらっている。

特に何かに食害されている気配もない。
この株には去年の秋にオオカマキリの卵が産み付けられて、下の画像を撮影した3日後の5月6日にカマキリの赤ちゃんが無事孵化した。アブラムシ等の小さい虫は彼らが食べてくれたのかもしれない。

隣に植えている2品種との比較
左から、スーパーサファイアブルー、アラルディラベンダー、スーパーセビリアンブルー、3株とも3月上旬の同日に剪定した。
芽吹きはほぼ同時だったが、成長の勢いがセビリアンブルーだけ違う。

ラベンダーの知識なしに植えたので、上の写真でわかるように株の間が近い。
このスーパーセビリアンブルーは株間40センチは必要らしい。
とても窮屈そうに3品種が並んでいる。
(右端のスーパーサファイアブルーは四季咲きで、剪定後の勢いこそセビリアンブルーに及ばないが、2年目にして一年中咲いている)
6月:シュルルと花芽が長く伸びる
なんだか一本一本の花茎にそれぞれの意志があるみたいだ。飛行物体の軌跡のような茎のライン。

6月になって、ラベンダーの南側にあるノウゼンカズラが勢いを増し、上の写真にあるようにこの株の方に迫ってきた。
すると、枝を避けるように、あるいはノウゼンカズラが落とす影を避けて体を捻るように、株全体が北方向になびいてしまった。

スーパーセビリアンブルーは透き通る紫
6月中旬には花が開き始めた。一足先に開花した長崎ラベンダー:リトルマミーよりも淡い透明感のある花色。
樹高は1メートルに迫る勢い。

端正さ漂う雰囲気の花だと思う。
香りはこのセビリアンブルーが一番好きだ。

猫ゆえにラベンダー持ち込み禁止なのだ
ラベンダーの色と香りがとても好きなので、庭を持ったら植えたい植物リストの上位にあった。けれど庭に数種のラベンダーを植えた後に、猫には厳禁の香りであることを知った。なんと中毒死することもあるとか。6匹の猫がたむろする室内には怖くて持ち込むことはできない。
ああ、この花の香りを取っておきたいのに・・・。猫飼いの思わぬデメリットであった。
このラベンダーの開花の後、九州北部は遅い梅雨入りをした。
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