猫小屋に夏が来る→獲物が増える→人間困る
スズメ、蛾、ガガンボ、ヤモリ、カナヘビ、トカゲ、蜘蛛・・・。最近の猫たちの獲物だ。
朝の猫小屋チェックの装備品
下画像が、朝の装具一式である。(またソックスが写り込んでいる。)それと、ホウキと塵取り。
朝、猫小屋の床を恐る恐る見回して、瀕死だったり、果てた生き物がいないかをチェックするのだ。
火バサミはムカデ用。爪とぎポールの土台の裏にムカデが寝ていたことがあるのだ。
猫小屋は亀甲金網で囲まれているけれど、小さな虫は入り込んでくる。
床板にも隙間があるし、雨樋や屋根の桟との取り合いで、木材を切り欠かれた箇所もある。
獲物を申告するソックス
最近、猫たちが獲物を部屋に持ち込んできて困っている。
先日ソックスが雀を捉えた。
彼は大物(?)を捉えると必ず家の者に報告する。
この時も、勢いよく猫ドアから走り込んできて、人間の足元に雀をポトっと落とし、瞬間見せして、サッと咥え直して猫ドアを抜けて行った。
実は、彼が猫小屋で雀を捉えるのは2度目。最初の1羽は食べてしまった。
今回は、素直に引き渡してくれた。(雀は最初の1羽の隣に埋めました。)
残っていたのは頭と羽先と尾羽と片足 月曜の朝、畳の上に雀の体のパーツが散らばっていた。 その距離20センチ、踏まなくてよかった・・・ ベッドから足を下ろした脇に黒っぽいものがある。なんだろうと目をこらして現実を認識するま …
別の日にソックスが捕まえてきたニホンカナヘビは、口から放したとたんにソファの下に走り込んでしまった。
最終的にレスキューできたけれど。
このカナヘビの救出にはお茶々が噛んでいて、ベッドに座っている人間に茶々がお尻をピトッとくっつけてきたので、ナデナデだな?と振り向くとトカゲを咥えていたのだ。
「ウッヒャー」と飛び上がりました。人間は。
でもまあ、その日のうちにカナヘビを外に連れ出せてよかった。ありがとう茶々。ただ、尻尾の行方は気になる。まだ見つかっていないんだ。
人間に報告する義務は感じていないクロエ
そして、今日、クロエが捕まえてきたのが小さなニホントカゲ。
彼女は猫ドアを走り抜けて廊下へ直行。完全に遊びモードに入っている。
何かを捉えてきたのは明白だったので、急行するとニホントカゲの幼体だ。
掴んだりすると尻尾を切るだろうから、ホウキで塵取りに掃きこんで、玄関へエスコート。
塵取りから逃げ出さないように横にシェイクしながら。
トカゲを外に放しても固まってしまっている。見た目どこにも怪我はなさそうだ。揺らしすぎて脳震盪起こしたのか?
10秒ぐらいじっとしていたこのトカゲ、不意に動き出し草陰に潜り込んでいった。大丈夫だろう。
これから夏本番。さらに持ち込みが増えるだろう。気を抜けない人間たちなのだ。