外猫部屋に初めての夏が来る

この数日、天気が落ち着かない。雷鳴き、ザッと強い雨が地面に叩きつけると、ポリカ屋根の猫小屋に出ていた猫たちが駆け込んでくる。2匹を除いて。

暑くてもやっぱり彼らは外が好き

この数日、かなり暑い。でも猫たちは外に出る。

こんなふうに階段がわりに置いている猫ケージに鈴なりになって風を受けたり、

階段がわりのケージに3匹の猫
さらに貫禄が出てきた気がするキコ:20220620撮影

人間が持ってきた見慣れぬものを偵察したり、(外の光で撮影したかったのです。この後すぐにヒメジョオンはキッチンに移動しました)

ヒメジョオンと黒猫
クロエ、ちょっとだけクンクン:20220620撮影

日陰を探しながらみんなで寝転んだりしている。

外猫部屋の金網の中の猫
日陰を探して移動する猫たち:20220619撮影

雷がなった日

ただ、雷がなり始めると猫たちの様子が変わる。
猫ドアから我先にと走り込んできたのは3匹。キコとクロエと茶々だ。

キコは居間のテーブルの下に走り込み、クロエはカーテンで覆われた南の猫棚の最下段に隠れた。
数年の野良暮らしを経てきたキコだけど、雷が苦手なのだ。

茶々は迷った挙句、床の間の中袋(扉は取り外してある)に飛び込んだ。
下画像を撮影していたら久しぶりに「シャー」を聞かせてくれた。そうか怖いんだなお茶々。

床の間の中袋に隠れる猫
床の間の中袋に逃げ込んだ茶々:20220625撮影

そして全く動じないのが1匹。ソックスだ。

最近の彼はオーニングをハンモックがわりに利用しているのだが、豪雨の叩きつけるポリカ屋根の直下、雷鳴にも怯むことなく長閑にぶら下がっていた。恐れ入りました。ソックス。

カメラ目線のハチワレ猫の顔アップ
豪雨と雷の音の中、ハンモックで寛ぐソックス:20220625撮影

さらに意外なのがみかん。彼女は自分の部屋で寝ていて、雷鳴で目が覚めたらしい。トコトコ出てきて猫小屋に誰もいない(ソックスは宙に浮いている)のに気を良くしたらしく、階段がわりのケージの上段に登って外の観察を始めた。

三毛猫
雷の音も意外と平気なみかん:20220625撮影

彼女は雷鳴は気にならないらしい。そういえば、地震の際も、動揺しなかったのはみかんだけだった。

彼女はちっこいけれど、肝は座っているのだ。(ほんとかな。)