残っていたのは頭と羽先と尾羽と片足
月曜の朝、畳の上に雀の体のパーツが散らばっていた。
その距離20センチ、踏まなくてよかった・・・
ベッドから足を下ろした脇に黒っぽいものがある。なんだろうと目をこらして現実を認識するまでに数秒を要した。
ほぼ食べ尽くされた雀の遺体である。
ぎょっとはしたが、動揺はない。猫の仕業だとわかっているからだ。
生々しいの画像を加工してUPしている。
5匹の猫のいずれかが、ハンティングに成功。家に持ち込んだはいいが人間が起きるまで我慢しきれず、畳の上で食べてしまったか。
(樹脂製のワンニャンスマイル畳でよかった。)
この後、雀はリンゴ(グラニースミス)の株元に埋葬。石をおいたのは墓標のつもりではなく、動物に掘り返されないためだ。
巣作り作業中の不慮の死か?
ハンティングの現場は猫小屋だと思われる。が、この不運な雀はどこから入ったのだろう。あちこち見ていたら屋根の下に一箇所だけ、雀が入れそうな隙間があった。
春になり、巣作りの場所を探して入ってきたところを襲われたのか。ひょっとすると一昨年、去年と、猫小屋がなかった頃にこのウッドデッキで子育てをした雀だったかもしれない。
4月の朝はスズメの子の喚き声から始まる 昨年からウッドデッキの梁と建物の隙間に枯草を運んでくる動物がいる。今年の春も再び巣をかけ、4月中旬ごろから騒がしく鳴き立てる雛の声が聞こえるようになった。脚立をたてて覗き込んでやっ …
この界隈は雀たちの子育て人気スポットなのだ。
狩人は誰?
さて、雀を仕留めて美味しくいただいたのは誰だ?
屋根の隙間を撮影したとき、すぐそばの庇の上に寝そべっていたソックス。そういえば、朝ごはんに彼はやってこなかった。
どこかに証拠が残っていないかボディチェック。
すると、いつもはツヤピカの肉球が汚れているではないか?
慌てて毛繕いを始めたソックス。
そういえば、以前ソックスがカナブンを捕まえてきたことがあった。
外から猫ドアを抜けて意気揚々走って人間の足元までくると、口からポトリとカナブンを落として見せて、次の瞬間拾い上げて食べてしまった。
やっぱりソックス、お前か?