先住猫、エド&みかん
我が家には2つの群れがある。先住猫エド・みかんのA群。そして後から一家でやってきた母猫キコと3匹の子供達、ソックス・クロエ・茶々からなるB群だ。
元々は4匹だったA群猫
引っ越してきた当時、猫は4匹。ソナ、エド、みかんと、引っ越しを機に室内猫にすべく連れてきた外猫フク(小学生だった隣家の子供が学校帰りに拾ってきてなぜか我が家の食客となっていた)。

けれど、2017年に、ソナとフクが相次いで亡くなり、エドとみかんの少し寂しいながらも穏やかな日々が始まった。

突如、野良猫一家現る
ところがウッドデッキに引っ越してきた野良猫一家を、2匹の断りもなく人間がナワバリに連れ込んでしまい、突然平穏な日常が壊れてしまった。

数で勝る、そして家族ゆえ結束の強い4匹が、エドとみかんの世界に乱入したわけで、未だ2匹と4匹は個々が深く混じり合うことなく暮らしている。
後から入ったB群は、A群の存在を当然のことと受け止めているが、A群2匹は今でもフラストレーションがあるようだ。
たった2匹の群れ
A群猫エド&みかんは建物の西半分、玄関、寝室、キッチンを実効支配している。下は寝室でくつろいでいる2匹。ここにB群メンバーが入りこむこともあるが、落ち着かない様子で退出するのが常だ。

寝室での2匹はとてもゆったりした雰囲気で、よく寝ているエドのそばにみかんが毛づくろいをねだって近づいて行く。

お互いに毛づくろいする微笑ましい様子がひとしきりあり、その後、最終的にいつもレスリングになる。始めるのはみかん。

短時間のじゃれあいののち、大抵エドが根をあげてその場を離れるのだ。
10歳の年齢差
エドは2006年生まれ、みかんは2015年、10ほど年が違う。
年の順でいえば、エドがみかんを置いていくことになる。
人間たちはその時が来ることを憂えている。


みかん1匹のA群になりませんように。
エドがギネスに載るぐらい長く生きてくれますように。
