雄猫発情中、なんとも甘いアオアオ声
発情中の雄猫グレオ。ほぼ日我が家の庭に通勤中。ウッドデッキで雨宿りしたり、昼寝したり、毛づくろいしたりしながら全力でくつろいでいる様子だ。
最初のうちこそ金切り声をあげていた我が家の猫たちも、彼の姿を見慣れてきたのか外ケージの中で平気で昼寝をしていたりする。
だんだん大胆になってきた?窓下で毛づくろい
先月末にフラっと現れたグレオは白と灰色のブチ猫だ。この家の人間の行動様式がわかってきたのか、スマホを向けただけでは逃げなくなった。ガラス越しであれば近距離でも撮影可能になり、初めてまじまじと彼の顔を見た。
顔を含めて毛皮のどこにも傷跡はなく、まだ年若い雄猫と見た。
細く甘いアオアオが近づいてきて、その声が途絶える。窓からひょいと覗くと、大抵ウッドデッキの端っこか、植木鉢の陰に寝ている。
我が家は便利な猫通路?
グレオが日参中のこの数日間はずっと大気が不安定で、太陽が暑く照ったかと思うと急に曇って土砂降りになったり、不意に強風が吹いたりとよくわからない天気が続いている。
我が家は建物の東と南に屋根付きのウッドデッキがL型についていて、雨の日にはデッキ上も床下も、猫にとっては毛皮を濡らさずに通り抜けできる便利な道になっているようだ。
グレオ、君は人馴れしてる?していない?
本日もやってきたグレオ君。植木鉢の陰、外ケージにいる我が家の猫たちから見えにくい位置に寝そべっていたところを撮影。
警戒しているようだ。
野良かもしれない。でも、我が家の猫も、外に出たら同じように人から逃げると思うのだ。
もう一歩近づくと、グレオはウッドデッキの端まで背を低くして後退し、下に降りてしまった。
屋根があるので、雨の日でも大抵ウッドデッキの床下のコンクリートはからりと乾いている。猫が走り回れる高さも人の手が届かないだけの奥行きもあり、安心できる空間なのだ。
グレオは家猫の娯楽か?ストレスか?
撮影中、グレオの一挙一投足を興味津々に見つめる3匹。
最初の数日こそグレオの姿に慌てて室内に飛び込んでいたクロエやソックスも、彼の動きを眺めている。
ケージに前足をかけて伸び上がっているのはキコ。彼女はグレオがケージに近づくのは許していない。「それ以上近づくとひっぱたくわよ!」と威嚇モードに切り替わるのだ。
ケージの最下段でのんびり寝そべりながら事の始終を見届けているのはエドである。
グレオが現れた初日にあった緊張感はほとんどない。ウッドデッキの隅にグレオがちょこんと座る姿を目の端に留めながらも、猫たちは平穏に過ごしている。
そして我ら人間たちだが、グレオが飼い猫か?野良猫か?を観察しながら事の行方を思案しているところである。