食欲不振と山吹色のオシッコ

エドがご飯を全く食べない日があった。その日のオシッコが見たことがないほど濃い黄色。ただ事ではないと翌日病院へ。血液検査の結果、肝臓の数値と、炎症の数値が高い。非常事態である。

黄色というより山吹色に近いオシッコ色である。

猫の黄色いオシッコ(黄疸)
即病院へ!:20210327撮影

耳の中や唇などの体の部位にはそれほどの黄味は見られないが、食欲がかけらも見られない。よって診察が必要と判断。ちょうどワクチン接種の時期でもあったし。

長丁場の闘病となる予定

血液検査の結果、肝酵素(GPT)が304(基準値は22〜84)、黄疸の指標(TBIL)は0.7(基準値は0.1〜0.4)、炎症マーカー(SAA)は34.82(正常値はよくわからないが高いらしい)。

彼がこのままご飯を食べないと、体の中の脂肪が分解されるとか。脂肪が集まる場所というのが肝臓で、いわゆる脂肪肝となるそうな。太った猫ほど急激に悪化し、死亡することもあるらしい。深刻な状態なのである。

今回、炎症対応のために抗生物質の注射、肝臓のお薬「ウルソ」を処方してもらい帰宅したエドである。ワクチンは体調が良くなるまでお預けだ。

肝リピドーシスを発症したエド
チュールをちょっとだけ食べた:20210327撮影

体の脂肪がエネルギー源にならないように、とにかくエドにご飯を食べさせる。もらった薬をきちんと飲ませる。それが人間にできること。

ただ、全く食欲がないエドに薬を飲ませるだけでも一苦労である。

みかんのためにもまだまだ長生きして欲しいのだよ、エド

我が家には2つの群れがある。先住猫エドと、三毛猫みかんのA群。母猫キコと3匹の子供たちのB群。

三毛猫みかんを毛繕いしてくれるのはエドだけなのだ。エド君、彼女のためにも、私たちのためにも、もう少し生きておくれ。

眠る我が家のA群:キジ猫エドと三毛猫みかん
みかんのためにもがんばれエド!:20210206撮影

猫の記事はしばらくストップ

エドの治療が一段落するまで、とても猫について文章を書けそうにない。なので、猫日記カテゴリの記事はお休みして、しばらくは他のカテゴリの記事を書いていきたいと思う。ただ、エドの絵は描くかもしれない。

毛布の上に仰向けに寝っ転がる猫
一度に食べる量が減ってきていたエド:20210313撮影