先日のクイーンエリザベスとホーム&ガーデンのローズヒップからの連想で数年前(2017年)、エッグリングのバラを栽培したことを思い出した。卵のカラを模した容器の中で様々な植物をタネから栽培するキットだ。
今の場所に引っ越したばかりの頃、テンション高く「庭にバラを植えるんだ」と騒いでいたら、同僚が「バラの卵」をプレゼントしてくれた。それがegglingのバラ栽培キット。
![エッグリングのバラ栽培キットパッケージ](https://akaneko.link/wp-content/uploads/2020/02/eggling_rose20170403.jpg)
卵のパッケージそのままの容器を開けると、どう見ても卵にしか見えない陶器製のポットが出現。
卵の下に育て方を書いた説明書が小さく折りたたんで入っている。
![エッグリングのパッケージを開けたところ](https://akaneko.link/wp-content/uploads/2020/02/eggling_rose2_20170405.jpg)
卵の裏側は水抜き穴があり、卵の上部をコンコンと叩いて割るとバラの卵の入ったシートが土の上に乗っかっていたと思うのだが、どうやら撮影し忘れたようだ。
複数のタネが入っているので、予備の培地を用意して栽培開始。
4月下旬には3つが発芽。残念ながら卵に蒔いたタネは発芽しなかった。
![エッグリングのバラのタネから3つ発芽](https://akaneko.link/wp-content/uploads/2020/02/eggling_rose20170427.jpg)
午前中は燦々と陽が当たり、午後からは明るい日陰となる場所で水切れに注意しながら栽培。
発芽した3本に本葉が展開した時点で、発芽のなかった培地からの栽培を諦めた。
![エッグリングのバラのタネから3本のバラが生育中](https://akaneko.link/wp-content/uploads/2020/02/eggling_rose20170509.jpg)
3本とも6月になって淡いピンクの花をつけた。清楚で優しげな花だ。一番左のバラだけ花びらの縁が縮れている。
![エッグリング(eggling)のバラの種から一重の淡いピンクの花が咲いた](https://akaneko.link/wp-content/uploads/2020/02/eggling_rose20170610.jpg)
この後、陶器の小さな鉢植えに植え替えたが、冬を越させることができなかった。ミニバラは繊細なのだ。