暖冬の影響か、葉を落とすどころか新芽が展開しそうな勢いのバラたちだが、さすがにもう2月。みずみずしい枝をバッサリ落とすのは忍びないが手遅れにならないうちに剪定である。

1月の冬のバラの花

昨年に続き、今年も冬の花を見せてくれたのは鉢植えのレディ・エマ・ハミルトン。かぐわしい香りに感謝である。

1月のバラ(レディエマハミルトン)
今年も真冬に咲いてくれた:20200129撮影

背高ノッポの赤いバラ、ミスターリンカーンは1月にして柔らかい新葉とともに蕾を上げてきた。

冬のバラの蕾(Mister Lincoln)
みずみずしい葉と蕾:20200119撮影

アイスバーグは立春間近の冬空に負けず花盛りの風情。葉の方は黒星病でハラハラ落ち始めたところだ。

1月の白薔薇(アイスバーグ)
黒星病にもマケズ頑張っているアイスバーグ:20200128撮影

アイスバーグの後ろの葉の茂みは名無しの白薔薇。こちらはまだ青々とした葉を茂らせいくつもの蕾を新たにつけていた。

もう少し、葉が落ちてから剪定したかったのだが、気がつくと2月。今にも芽吹きそうな芽が目に止まり、慌てての剪定である。

3回目の冬剪定、未だ素人なり

下は名無しの白薔薇。バラを植え始めて3回目の冬剪定となる。
「細い枝は落とす。」「内側に交差する枝は切る。」「外芽の上で切る。」このくらいの乏しい知識しかない素人剪定ながらバシバシ枝を切る度胸だけは付いてきた。

2月のバラ剪定
名無しの白薔薇:20200205撮影

虫に食べられ、病気になりながらもどうにかこうにか花をつけてくれるバラたちの力強さに甘えているかもしれない。
「変なとこ切ってたらゴメンよ」と唱えながらカットした結果が上の画像だ。

この後、地植えのバラたち、アイスバーグ、クイーンエリザベス、ホーム&ガーデン、エル、ブルームーン、ミスターリンカーン、カーペットローズ・ゴールド、クレア・オースチンをチョキチョキである。

上記のバラ、すべて剛健・初心者向けと太鼓判の品種だ。確かに野草や虫たちと共存しつつ、無農薬にもかかわらず頑張ってくれている。

ローズヒップの贈り物

クイーンエリザベスを剪定していたらローズヒップが一つ。これからバラのタネが取れるのだろうか。

バラ(クイーンエリザベス)のローズヒップ
剪定時に発見:20200205撮影

そういえば昨年末、ホーム&ガーデンにも二つローズヒップが付いていた。

バラ(ホームガーデン)のローズヒップ
二つ実が付いていた:20191221撮影

花がらを取り除きそびれるというズボラ栽培の結果の思わぬ収穫である。