エドの平和な?一日
エドは14歳の爺ちゃん猫。日がな一日寝ることを仕事にしている。この日のエドは乾きたての膝掛けの上に陣取った。ここで寝るという意思表示だ。

端を丸めた枕と折り返しの掛け布団にくるまって、さあ寝るぞと横になった。

けれどその3分後、ソックスがやってきて、その気配に起き上がるエド。

寝ばなをくじかれてしまったエドじいちゃん。憮然とした表情だ。

この後、なんとか気分を変えて眠りについたのだが、今度はすぐそばで勃発した親子げんか(ジャレあい)の激しさに再び目覚めてしまった。

エド、寝られたもんじゃないって?そんな顔でこちらを見られても、奴らに聞く耳があると思う?

他の猫たちはまだ若い。ソックス、茶々、クロエは、もうすぐ3歳。みかんはこの春で6歳、キコはみかんより少し年上かもしれない。
バタバタと賑やかな若い5匹の喧騒をちょっと迷惑がりながら、エドじいちゃんの穏やかな毎日が繰り返されるのだ。