益虫「ムカデ」は火バサミで摘んで庭に放逐

ムカデの画像があります。苦手な方はご注意ください。

庭にやってくる生き物の種類を数えたいと2年ほど前からぼんやり思っていたけれど、種の同定に自信がない。そこでTwitter上でカウントすることを思いついた。昆虫上級者の方々の指南をいただけることを期待して。ただ、まだTwitterのことがよくわからない。大丈夫かな。

できればツチイナゴからカウントを始めたかったのだが、今日からツイートするぞと意気込んだ朝にムカデと遭遇してしまった。

猫のゲロを食べにきた?

下画像が今朝ウッドデッキにいたムカデ。

朝の日課のゲロチェック(猫が5匹いる)で、ウッドデッキ上の誰かが吐いたブツを片付けようと、そばにあった爪とぎポールを持ち上げて発見。この時ムカデは静止状態。そっとポールを戻した。

そういえば朝からソックスがハイテンション。駆け回って金網に飛びつく音が響いていた。ムカデ狩りだったのか。

ウッドデッキにいたムカデ
爪とぎポールの下で発見:20220424撮影

我が家のムカデ対策グッズ「火バサミ」を準備。心を沈めてムカデの身柄確保にかかる。そばには目を爛々とさせたソックス。

ムカデ対策アイテムの火ばさみ
火バサミでムカデを摘んで身柄を確保する

ソックスを牽制しながら、ポールをずらし火バサミでガッチリとムカデのボディを掴んで玄関までエスコート。(猫小屋は金網で囲まれていてムカデを裏庭に出すことができないのだ。)

挟んだ画像がないのは絶対に室内に落としてはならないと作業に集中していたため。

ナメクジ密度の高い場所に放逐

立ち上げ花壇のそばにポトリとムカデを落とす。
逃げ足早い早い。あっという間にブロックの隙間に這い込んでいった。

花壇の縁を這うムカデ
元気に這っていきました:20220424撮影

ここにはナメクジがたくさんいるのでご飯には不自由しないはずだ。ただ、アマガエル、ニホントカゲ、ニホンカナヘビもこの辺りに出没する。どちらがどちらを食べることになるのか不明だが。

ムカデは10年生きるとか

我が家は築50年ほどの古い家で、虫たちが室内に入り込む隙間にはこと欠かない。小さなムカデから大きなムカデでまで毎年数匹は室内で出会う。

下画像、去年洗濯機からレスキューされた個体はかなり大きかった。
衣類を洗濯機から取り出す際に手の甲に覚えのあるゾロっとした感触。うわっと手を払ったら床にボトリと落ちた。死んだと思ったのだが、外に連れ出しオルレアの枯れ枝の上に置いたら身をくねらせた。

オルレアの枯れ枝に巻きつくムカデ
ツヤピカのボディ:20210801撮影

文字通り虫の息だがまだ生きている。
敷石と敷石の隙間にあいた地面への穴近くに連れて行くと、湿った空気を感じたのか余力を振り絞って這い込んでいった。

10年くらい生きていそうな大きなムカデだった。私がこの家に越してきたのが2016年だから、このムカデの方が先住者ということだ。