益虫「ムカデ」は火バサミで摘んで庭に放逐
ムカデの画像があります。苦手な方はご注意ください。
庭にやってくる生き物の種類を数えたいと2年ほど前からぼんやり思っていたけれど、種の同定に自信がない。そこでTwitter上でカウントすることを思いついた。昆虫上級者の方々の指南をいただけることを期待して。ただ、まだTwitterのことがよくわからない。大丈夫かな。
できればツチイナゴからカウントを始めたかったのだが、今日からツイートするぞと意気込んだ朝にムカデと遭遇してしまった。
赤い頭のトビズムカデ、猫のゲロを食べにきた?
下画像が今朝ウッドデッキにいたムカデ。頭が赤いからトビズムカデだ。
朝の日課のゲロチェック(猫が5匹いる)で、ウッドデッキに誰かが吐いたブツを片付けようと、そばにあった爪とぎポールを持ち上げて発見。この時ムカデは静止状態。そっとポールを戻した。
そういえば朝からソックスがハイテンション。駆け回って金網に飛びつく音が響いていた。ムカデ狩りだったのか。

我が家のムカデ対策グッズ「火バサミ」を準備。心を沈めてムカデの身柄確保にかかる。そばには目を爛々とさせたソックス。

ソックスを牽制しながら、火バサミでガッチリとムカデのボディを掴んで玄関までエスコート。(猫小屋は金網で囲まれていて直接ムカデを外に出すことができない。)
立ち上げ花壇の脇にムカデを放逐した。ここはナメクジ密度が高い。捕食してくれるかもと期待。
逃げ足は早い。あっという間にブロックの隙間に這い込んだ。

ここは、カエル、ニホントカゲ、ホンカナヘビの出没スポットでもある。もしかすると喰われるかもしれない。
洗濯されたアオズムカデ
半世紀ほど前に建てられた我が家には、虫たちが入り込む隙間がたくさんあって、毎年数匹室内で見つける。時には思いがけないところに潜んでいることもある。
下画像、去年洗濯機からレスキューした個体はかなり大きかった。頭が青いからアオズムカデだろう。
衣類を洗濯機から取り出そうとしたら、手の甲をゾロッと何かが這った。反射的に手を払ったら床にボトリと落ちた。
外に連れ出しオルレアの枯れ枝の上に置いたら身をくねらせた。水流に揉まれたわりには見た目無傷。洗濯したのがゲジゲジでなくてよかった。

生きてはいるが、虫の息(ムカデは昆虫ではないが)だ。
でも、敷石の隙間に連れて行くと、湿った空気を感じたのか余力を振り絞り這い込んでいった。
立派なムカデだった。10年生きるムカデもいるらしい。
私がこの家に越してきたのが2016年だから、こちらが侵入者なのかもしれない。