猫の長〜いシェスタ
北部九州の梅雨が明け、猛烈な夏日がやってきた。
B群子猫3匹も1歳になり、大人猫ばかりになった我が家。昼間の彼らはいるのかいないのか分からないぐらい静かだ。
つまり、寝ているんだな。
梅雨明けまでは外ケージで昼寝をしていた猫たち、熱波到来とともに寝場所を室内に移動したようだ。
春から初夏:外ケージで昼寝して新鮮な空気を満喫
猫たちは外の空気が好きである。掃き出し窓にくっつけて設置している外ケージには、猫ドアを通じ室内からいつでも出入りができる。
下は梅雨の真っ最中に撮影したもの。3段ケージの最上段にキコ、ソックス、クロエ、茶々が猫団子を作って昼寝だ。キコとソックスのお尻はこぼれ落ちそうになっている。
猫親子が一緒に寝ている時、キコは人の気配に敏感に目を開き、こちらと一度視線を合わせて瞼を閉じる。6匹の猫たちの中で成猫になってからの家猫修行はキコだけである。野良猫時代の警戒心がまだ健在なのだな。
暑さでヘソ天:キコの「猫の開き」
周囲の様子を感知するキコのサバイバルスキルに常々感心していたのだが、暑い暑いある日、キコが「猫の開き」ポーズをとっていた。
警戒心「0」である。キコよ、お前の野生はどこ行った?
キコは1匹で寝ているとき人が近づいても目を開けない。この写真の撮影時にも寝たままだった。
子供達と一緒に寝ている時の方が人の気配に機敏に反応するのだ。
子供達は大きくなったが、彼らとくっついて眠っている時には幾分か母猫のキコが戻ってきて、危険を回避するためのセンサーがONになるのかもしれない。
出たり入ったり:猫ドア周囲は大渋滞
外ケージが大好きな猫たち、夏日にはちょいっと外に出ては、早々に戻ることを繰り返している。
逃げ帰るように猫ドアを抜けて、倒れるようにお腹を床にくっつけて寝るのである。(わんにゃんスマイル畳はヒンヤリしているのだ。畳の上の半透明なものはチェアマット)
上の写真で猫ドアを抜けようとしているのは(おそらく)クロエだが、こんな風に猫ドア付近にB群がたむろしていると、A群のエド・みかんは近付くことを躊躇、迷惑している様子だ。
そして、彼らが寝ている場所はパソコン机の真下。足を伸ばせばヒゲに触り、椅子を不用意に動かすとキャスターで猫手をひいてしまいそうだ。こちらも大迷惑である。
夏本番:ある日の猫の昼寝場所
さて、昨日あたりから本格的な猛暑となった北部九州、我が家も冷房本格稼働である。
お昼どき、気配が消えたヒゲたちがどこで昼寝しているか気になるところ。
南の猫棚に3匹確認
まず、居間の南の猫棚に3匹。最下層のサンルームはキコとソックス。冷房の効いた室内でレース越しの光の中、棚の周囲を囲うカーテンが作る密室感が良いらしい。
茶々は猫棚3段目に固定しているダンボールベッドで昼寝。猫棚のカーテンを開けて撮影。耳だけこちらに反応している。
みかんは猫部屋のケージの天井
B群親子が家猫修行をスタートした猫部屋のケージは今、猫の上下運動用のジャングルジムになっていて、ケージの天井に猫の足場としてダンボールを敷いている。ダンボールは寝心地も良いようで、みかんだけは昼寝用ベッド兼爪とぎとして愛用中だ。
この場所はみかんが優先権を持っていて、みかんがいる時に他の猫が登ってくると、容赦ない猫パンチが炸裂している。
エドはひんやりを満喫:ニトリNクールWスーパー
昼間のエドの居場所はたいてい寝室だ。昨日買ったばかりのNクールWスーパーの敷きパッドのど真ん中に寝そべっていた。猫もひんやり冷感が気持ち良いらしい。
クロエはどこだ!?
寝室にも猫べやにも居間の猫棚にも外ケージにも姿が見えないクロエ。家中の出入り口を念のために確認。戸締りOKである。
家のどこかにいることに安心してベッドの下や押入れの中をチェック。
クロエ発見!
現在物置として使用している備え付けの仏壇スペースの中にいた。冬の間はB群に人気のスポットだったが、最近使われていなかった場所だ。
とりあえず、6匹猫全ての姿を確認。
猫たちは、季節や空調に応じて、各々の快適な寝床に移動しているようである。