接種翌々日の朝に食欲復活

毎年5種ワクチンを打っているみかんである。接種後に半日寝込むエドと違い、例年ほとんどダメージを感じさせない猫なのだが、今年は様子がおかしい。

ちょっと便秘気味だったみかん

前夜から便秘気味(3回トイレに入り、空振りである)だったみかん。ワクチン接種のついでに便秘の診察を受けた。触診ののち肛門近くの硬いウンチを出してもらい、あとはこれが刺激となって出るでしょうとのこと。その後いつものように5種ワクチンの注射である。

便秘は、帰宅後すぐに解消。すっきり排便してお腹が空いたと騒ぎ、ご飯を食べた。

夕方から本格的に寝込む

みかんは日に幾度か全ての部屋を巡回する。夕方、それがないことに気づいた。

寝室(みかんの縄張りの中心である)を見に行くと、猫ベッドに丸くなって寝ている。この時それほど心配していなかった。

夜10時、夜食の時間だ。「チャオ 焼本かつお」をエドと分け合うのがみかんのささやかな楽しみなのだ。キッチンに人の気配がするとニャオニャオとせっついてくるはずのみかんが寝室から出てこない。

寝ているみかんに顔を近づけると微かにゴロゴロを返してくるけれど、平素より呼吸が早い。副作用が出ているとこの時認識。

この夜は水もご飯もおやつも食べず、ただトイレにてオシッコだけ済ませ再びベッドに沈没。

翌日、絶食が続く

翌朝になっても食欲は戻らず、呼吸もまだ若干早いが、日中暖かな寝室で猫ベッドから人間のベッドに移って療養である。いつもはエドが寝ているメディカル枕をこの日はみかんが占有。

メディカル枕の上で療養中のみかん
起きるのはトイレの時だけ:20201114撮影

みかんが寝込んでいることをいいことに、この日はちゃっかりB群クロエが寝室に侵入。真ん中に寝ているのはエドだ。

ベッドに寝る3匹の猫
クロエを追い払う気力なし:20201114撮影

夜11時:爪とぎの音にみかん復活の兆しを聞く

この日1日ご飯をたべず、明日(日曜日だ・・・)病院へ行くべきかと思案していたところ、聞き慣れたガリガリ音が廊下に響いた。

みかんである。みかんの爪とぎである。

壁に取り付けた爪とぎを使う猫
翌日夜、爪とぎ再開:20201114撮影

この後、ベッドの上のエドに顔を寄せて毛繕いをしてもらい、下画像撮影の後、エドはメディカル枕をみかんに明け渡していた。優しいなエドじいちゃん。

2匹の猫とダイソーの恐竜クッション
エドに毛繕いを要求:20201114撮影

翌々日の朝、お椀に顔を突っ込むみかん

どうなることかと気を揉んだ夜が明け、みかんが家パトロールを再開。朝ごはんも要求。一安心である。

カリカリを食べる三毛猫みかん
翌々日の朝から食事を再開:20201115撮影

下は、食後まったり中のみかん。引き続きメディカル枕を独占中。

メディカル枕を占領する猫
みかんに占有権が移ってしまった:20201115撮影

この2日で、お気に入りの枕の実効支配を許してしまったエド、眺める視線に未練が残っているようだ。

全猫、3種ワクチンに変更すべきか?

ワクチン副作用は3種より5種の方がもちろんキツイらしい。完全室内飼いで外猫との接触がない場合は3種推奨とのことだ。ただ我が家ではウッドデッキ上に設置している外ケージ越しの接触があり得る。

今のところ噛み合い、ひっかきあいの喧嘩に発展したことはないが、5種にすべきか3種にすべきか悩むところだ。

ただ少なくともみかんは、来年から3種に変更する予定である。