プラカゴに水苔を敷いてポット苗を土ごとセットして培地完成
春に夏野菜の水耕栽培を開始すること3年目。一昨年、去年と利用しているプラスチックの小さなカゴに水苔で包んだポット苗を据えるだけの培地で4月上旬に開始した水耕栽培の記録をつけておこう。
水耕栽培の定番であるミニトマト、今年は4種作ります
とれたてミニトマトを食べるのが我が家の夏のささやかな贅沢なのである。なので奮発して「ほれまる」「フルーツイエローEX」「めちゃなり!トゥインクル」「トマト大王」と4種類も買ってしまった。
勢揃いしたトマト苗のタグを見ているだけでワクワクなのだ。
遮光も省くことにしてみた
小さなプラカゴの中に水でふやかした水苔を敷いて、その上にポット苗を土ごと入れたら周囲に水苔を詰めて培地とし、野菜栽培用のプランター(付属していた栓で穴を塞ぎ、水が漏れないようにしている。)にセットしたら水耕栽培開始だ。
液肥は、水耕栽培定番のハイポニカ。夏の日差しで水苔に藻が生えるけれど、育たないこともなかろうと培地の遮光もやめてみた。
栽培開始2ヶ月後のミニトマト
下は、「フルーツイエローEX」と「めちゃなり!トゥインクル」のデルモンテのコンビ。脇枝が四方八方に伸び放題。
咲いた花が確実に結実していくのは、ヒラタアブのおかげだ。
マクワウリとプリンスメロン
真ん中にあるのはキュウリの苗、このあと別のプランターに移した。
メロン、マクワとも本葉5枚ほどのところで摘心したら、低い位置で枝分かれしてワサッとなってしまった。密に茂った葉のおかげで培地がいい感じに遮光されているかも。
一昨年は栽培が進むにつれウリハムシとハダニの被害を受けたが、今年はどうだろう。
キュウリ初収穫
キュウリ(夏すずみ)は2株栽培。摘心せず一本仕立てで栽培中。
調理に使った小ねぎの根っこをキュウリの培地に挿してみた。キュウリのコンパニオンプランツなのだ。
5月末、初キュウリ収穫。何かに頭をかじられているが、気にしない。
遮光も兼ねて保冷バックに培地を入れて栽培した一昨年は、カゴから白い根が長く伸びていたが、日光に怯えて今年は根がカゴ内に収まっている。生育の差が出てくるかもしれない。