マクワウリを撤収してカボチャを収穫

2平方メートルほどの面積にマクワウリ(ニューメロン)を2株植え、9個のマクワウリと1個のカボチャを収穫した。

少し遅めの植え付け

苗は早めに購入したけれど、ちょうどエドの闘病と重なり作業できず、5月下旬にヒョロヒョロに伸びた苗を一握りの有機肥料を下に敷いて植え付けた。場所はクリムゾンクローバーとエンバク、レッドクローバーの朽ちた残滓の上。スロースタートだった苗も7月には2平方メートルの地面を覆うほどに葉を展開。中旬にはあちこちに小さな実を確認。

マクワウリ(ニューメロン)の小さな果実
あちこちで着果確認:20210719撮影

7月下旬に、一つだけ趣の違う果実があることに気づいていた。この時からカボチャっぽい。

カボチャらしき果実が肥大を始めた
一個だけ模様がある実:20210727撮影

マクワウリ7月下旬より収穫開始

収穫のタイミングがわからなかったが、お尻を虫がかじっているのを見て収穫。2つくっついているのに気づかず、未成熟果も切り落としてしまった。

マクワウリ(ニューメロン)の果実
同じツルにあった未成熟果実も切ってしまった:20210725撮影

軽く実を叩くと、お尻に開いたからアリが出てきた。冷蔵庫に入れる前に出てもらわないと。

マクワウリ(ニューメロン)の実から出てくるアリ
実を軽く叩くと出てくる出てくる:20210725撮影

翌日キンキンに冷やしたマクワウリをカット。穴の中に潜んでいたアリが1匹出てきてウロウロ。寒い思いをした割には元気だ。
虫食い穴はお尻の浅い部分に止まっていた。その部分のみカットして食す。美味しい。

マクワウリ(ニューメロン)カットした断面にアリが1匹
逃げ損なったアリが出てきた:20210726撮影

その後、順次収穫。今年は大雨が続いた。8/18には果実の表面が傷みはじめたので、食べられそうなものは全て収穫。

マクワウリ(ニューメロン)収穫
お盆時期の長雨で実が傷んできた

この後も雨が続き、まだ青かった果実3つを腐らせてしまった。

9月に入ったが、片付けるには忍びないほど元気いっぱいの葉。撤収をためらう。

元気いっぱいのこの葉はマクワウリ?カボチャ?
まだツルを伸ばし、蕾をつけ勢いがある:20210905撮影

ふとみると精力的にツルを伸ばし、隣家のサザンカの木に巻きついている。これを見て急ぎ撤収作業開始。

椿の木に登っていくカボチャのツル
隣家のサザンカの茂みまで伸び入っている!?:20210908撮影

葉を片付つつマクワウリが実っていないか確認。
良好な生育の果実はなく、以前見かけていたカボチャっぽい果実は、立派なカボチャになっていた。

丸くて固そうなカボチャを収穫
マクワウリを撤収後カボチャを収穫:20210908撮影

マクワウリからなぜカボチャ?

苗のラベルにはマクワウリ(ニューメロン)とあったはずと不思議に思っていたが、ラベルを見返すと「接木苗」とある。そういえば、接木の金柑の根元から台木のカラタチのトゲトゲ枝が出てきたことがあった。

マクワウリはカボチャに接木するということで、接木用によく使用されるカボチャの品種が「鉄兜(てつかぶと)」。写真で見る限り、収穫したカボチャにそっくりである。

どうやら、接いだところに出たカボチャの芽に気づかずに育ててしまったらしい。カボチャのつるが育ち始めると、上に接がれたマクワウリは枯れてしまうとか。

8月中旬の葉を撮影した下画像。確かに2種類の葉が混じっている。小さくて心持ち丸く、長雨で黄色く傷んだ葉の方がマクワウリらしい。

大雨の中のカボチャとマクワウリの葉
丸っこくて枯れかけているのがマクワウリなのか?:20210816撮影

なんだ、そういうことだったのか。