収穫は6〜8月の3ヶ月間

毎年途中で中断する収穫数の記録をついに最後まで継続することができた。今年は4種のミニトマトを栽培する予定だったが、うっかり大玉品種を1つ購入。ミニ3、大玉1の栽培記録となった。

4月下旬栽培開始

家に戻ってから大玉が混じっていることに気づいた。

左から「キャンディドロップ」「めちゃなりトゥインクル」「完熟トマト パルト(大玉)」「フルーツイエローEX」

ミニトマト3、大玉トマト1で水耕栽培開始
大玉トマトが混じっている?:20220425撮影

培地は水苔。籠から出ない長さにカットした水苔で、ポットから抜いた苗を土ごと包むだけだ。

ポット苗を水苔で包む
ポットから抜いた苗を水苔で包む:20220425撮影

排水穴を塞いだ野菜用のプランターに2本づつセット。使用する液肥はハイポニカ液体肥料。

穴を塞いだプランターでトマトの水耕栽培開始
野菜用プランターに苗2つ:20220425撮影

ミニトマトは脇芽をとらずに栽培。茎を横に誘引し、脇芽がそれぞれに立ち上がるように。
大玉パルトは2本にするつもりで栽培開始。苗が小さいこの頃の液肥の深さは2センチほど。

6月のトマト:中旬より収穫が始まる

6月中旬よりパラパラと収穫が始まった。完熟をまって収穫。

●赤丸の果実・・・めちゃなりトゥインクル
●黄色の果実・・・フルーツイエローEX
●赤長の果実・・・キャンディドロップ
●大玉・・・パルト

下画像が6月中に収穫したトマト。毎日のカウントは面倒なので、収穫するたびに画像に残しておいた。未熟のパルトは誘引時に誤って落としたもの。赤くなるのを待って食したので収穫数にカウント。

水耕栽培トマト2022年6月の収穫
6月12日の最初の収穫は5個(左上)

下画像が、初収穫時(6/12)のトマトの様子。
画像上部の左がパルト、右がキャンディドロップ。
画像下部の左が「めちゃなりトゥインクル」右が「フルールイエローEX」この2本の間にはメロン苗が追加されている。

それぞれの枝はウッドデッキ に渡したワイヤーに止めつけている。

6月12日時点の水耕栽培のトマト生育状況
下段のプランターにはメロン苗を追加:20220612撮影

梅雨に入り、葉先にうどん粉病が発生。

この頃「めちゃなりトゥインクル」にクロメンガタスズメ幼虫が食客として滞在中だったこともあり、症状の出た葉のカビを米糠で擦り落とすにとどめた。
梅雨明けが早かったこともあり、うどん粉病の症状は消えた。

日々の収穫数(6月)

どれも美味しくいただいがが、ミニトマトの中でキャンディドロップが一番甘く感じた。パルトのしっかりした果肉もおいしかった。

収穫日めちゃなりトゥインクル
(赤丸の果実)
フルーツイエローEX
(黄丸の果実)
完熟トマト・パルト
(大玉)
キャンディドロップ
(赤長の果実)
6/1223
6/23828
6/26638
6/281
6/30855
6/301413
小計2517224
2022年6月の水耕栽培トマト収穫状況

7月のトマト:収穫本格化

夏日が続き、うっかり液肥を切らして葉が萎れかかることも度々。朝5センチほどの深さに液肥を溜めても夕方にはなくなり、朝夕のチェックが必要になる。トマト4本、メロン1本の液肥消費量は快晴の1日で12リットルほど。

この頃はハモグリバエによる葉の食害以外に目立つ症状はない。

下画像はパルト。脇芽が伸びていつの間にか3本仕立てになってしまった。

ついうっかり3本仕立てになってしまった水耕栽培トマトパルト
気がついたら3本仕立てになっていた:20220724撮影

日々の収穫数(7月)

ミニトマト3種はいずれも100を越す収穫。

パルトは3本仕立ての影響か本来のものより小さいかもしれない。また、月末(右下)になると亀裂が入ってしまった。

写真にはついでに収穫する葡萄やブルーベリーが飛び入り参加している。

水耕栽培トマト2022年7月の収穫
ブドウの品種はヒムロッドシードレス。葡萄を2本同じウッドデッキに誘引している。
収穫日めちゃなりトゥインクル
(赤丸の果実)
フルーツイエローEX
(黄丸の果実)
完熟トマト・パルト
(大玉)
キャンディドロップ
(赤長の果実)
7/22
7/4199119
7/71910118
7/913815
7/123715120
7/15271818
7/171819216
7/19148121
7/24122928
7/265
7/281736250
小計17615216195
2022年7月の水耕栽培トマト収穫状況

8月のトマト:下旬に勢いが陰り始める

盆を過ぎた頃から全体的に勢力が落ちてきた。たくさんの枝のそれぞれに養分を行き渡らせるには、根が小さ過ぎるのだと思う。

プランターの上面に覆いをつけるか迷ったのだが、下画像のような宿泊客がふらりと現れるものだから時期を逸してしまった。
根に陽が当たるのが嫌なのか、トマトは水苔の籠から外に根を伸ばせないでいる。

水耕栽培トマトの培地のニホンアマガエル
潤いを求めてやってきた?ニホンアマガエル:20220613撮影

上方には葡萄の枝が張り出して日光を遮る。日陰になったキャンディドロップには尻ぐされ病が発生。この後葡萄の枝をカット。

葡萄に日差しを遮られミニトマトに尻腐れ病発生
葡萄が茂って日射を遮ってしまった:20220813撮影

めちゃなりトゥインクルの果実の割れが多くなり、フルーツイエローEXはサイズダウン。
キャンディドロップは形状がどんぐりっぽくなり、パルトの最上部の果実にも尻ぐされの症状が現れた。

また9月に入ると、受粉を手伝う昆虫がこの場所に来なくなる(秋トマトの水耕栽培で経験済みだ)。
よって8月末で栽培を終了することにした。

日々の収穫数(8月)

水耕栽培トマト2022年8月の収穫
8月30日にて栽培を終了(右下)。キャンディドロップの形がどんぐりみたいだ。
収穫日めちゃなりトゥインクル
(赤丸の果実)
フルーツイエローEX
(黄丸の果実)
完熟トマト・パルト
(大玉)
キャンディドロップ
(赤長の果実)
8/1617227
8/61627123
8/9243820
8/14175739
8/21238335
8/30124113
小計8615910257
2022年8月の水耕栽培トマト収穫状況

8月30日栽培終了

4月25日に栽培を開始して、8月30日に終了した今年のトマト栽培。収穫数は以下の通り。十分過ぎる恵み。感謝である。

めちゃなりトゥインクル
(赤丸の果実)
フルーツイエローEX
(黄丸の果実)
完熟トマト・パルト
(大玉)
キャンディドロップ
(赤長の果実)
合計28732828476
2022年6月〜8月の水耕栽培トマト収穫状況

下画像はキャンディドロップの片付けの様子。

右下が籠から抜いた根部分のアップ。来年は根の部分を遮光して栽培しようと考えている。

ミニトマトの水耕栽培を終える
日光のせいでカゴ内に根が納まっている:20220830撮影

ただ、ウッドデッキ に誘引している葡萄がさらに勢力を拡大するだろう。栽培場所の確保が悩ましい。