ヒビ割れまくりの荒れた床材には被覆性の高い塗料を
5年前に塗り直したウッドデッキ。撥水性も落ちてきたようなので梅雨が来る前にと再塗装した。
まずは5年前のウッドデッキ再塗装のことを
下画像は、5年前の床。これは高圧洗浄をかけた後、数日かけて乾燥した時に撮影したもの。この家は以前借家として使われていた。ウッドデッキのメンテナンスはずっとしていなかったらしい。
ディスクグラインダーで塗装はぎにチャレンジするも途中で断念
最初は浸透性の塗料(キシラデコールなど)を使うつもりで塗装剥ぎに着手。使用したのはディスクグラインダー。
所々のヒビ割れもついでに削ってしまえと張り切ったものの、平滑に削るのは至難のわざ(実はこれが初めてのグラインダー体験)。それに、気の遠くなるような時間がかかるという現実に打ちのめされ作業を中止した。
ところで、このリョービのディスクグラインダーGー111P、ホームセンターでいろんな機種を触ってみて一番手にしっくりきたのでこれを選んだ。握りが細く扱いやすいのだ。
被覆性の水性木材保護塗料「ガードラックアクア」
荒れた木の表面を塗料でカバーすることに方向転換。水性の塗料を探して見つけたのが「ガードラックアクア」。防虫、防腐、防カビ成分もあり、撥水性も高い。それに被覆性が高いので下の塗装と違う色も塗れる。
とりあえずは小さなボトルを買ってきて端っこで試し塗りしたのが下画像。1回塗りしてこんな感じ。色は「マホガニー」にした。
かなり傷んだ木材で、吸い込みが激しかった。1回塗りで十分に撥水する塗料だが、木の状態から2回塗りを施した。
そして、塗り完成直後の画像が、なぜか無い。何で撮影してないんだろう・・・。
再塗装から1年経過
散った薔薇の花びらをウッドデッキ上で撮影したものがあった。2度塗り塗装をして1年後のものだ。ウッドデッキには屋根がある。ここは頻繁には雨がかからない場所だ。
再塗装から4年後
ウッドデッキの端にとまったトンボを撮影した画像があった。ここは上がり口、靴底で擦れるし、陽は当たるし、雨が降ると足台に置いてあるブロックが水を跳ねて濡れてしまう。つまり一番過酷な場所だ。かなり塗装が傷んでいる。
さすがにあちこちの撥水力がなくなってきて、年末ごろから塗装を考え始めたのだけれど、ほんとは3年ぐらいで塗り直ししたほうが良いらしい。
梅雨が来る前に絶対にやらねばならんと切羽詰まりながらも、寒い間は作業するのが億劫で、4月になってようやく塗り直しに着手である。
高圧洗浄後、ガードラックアクアで再、再塗装
下は高圧洗浄後の床。ここは陽がガンガン当たるが、台風時にしか濡れないところ。所々はげているのは高圧洗浄のせい。表面を整える作業を省いてこのまま塗装に入る。
塗料は迷わずガードラックアクア。以前購入したホームセンターで見つからず、通販で入手した。色は今回もマホガニー
2度塗りも覚悟していたが、今回は1度塗りでいい感じにコーティングされていく。下画像上方の艶のある部分が1回塗りをした直後。風のある乾燥した天気の良い日で、塗るとすぐに表面が乾く。手前はこれから塗る部分。ひどいヒビ割れがあるが気にしない。
ヒビ割れがひどい箇所にはタップリ乗せた塗料を刷り込むようにして吸い込ませ、1回塗りにとどめた。
葡萄とテントウムシにもついうっかり塗装
ウッドデッキには葡萄を誘引していて、柱を塗装中に塗料が枝にポトっと垂れてしまった。こちらは後で樹皮を剥がしたのだが、災難だったのはテントウムシ。ちょうど蛹化途中だったのでここだけ塗り残すつもりが、この後、落下塗料の直撃を受けた。羽化は無理だと思う。申し訳ないことをした。
タンポポマットを設置
今回、ウッドデッキの床材の隙間に詰まった砂利や小枝などの除去に手間取った。我が家は土足派。そこで導入したのが「タンポポマット」
ブロック3つを並べた上に置いてみた。タンポポ文様ではないが可愛いネーミングのどことなく懐かしい趣のマットだ。
3年後に塗装するとして、次は2025年の予定である。