DIYでちょっとだけ芝を張ることにする

玄関前の2平米ほどの広さに芝を張ることにした。カチコチ地面を15センチ掘り返したかったけれど力尽き、深いところで10センチしか掘ってない。芝は無事に育つかな?

玄関の真正面の3平米の砂利土エリア

駐車場はコンクリート張りなのだが、何故かしら中央だけ土が剥き出しなのである。ここを砂漠エリアとよんで、ゴミムシダマシやイボバッタを観察したり、自生するツボミオオバコやバーベナを愛でていたのだ。

けれど、家人の車椅子を通過させる際、どうも前輪が引っかかる。
砂利土エリアがなくなるのは寂しいけれど、車椅子を通す部分に透水平板を敷き、あとは芝を植えることにした。

下画像は4センチほど土を削って、平板を仮置きしたところ。この後、防草シートを敷き込んで置き直した。黄色いレンガの隙間には砂利を詰める予定。

カチコチ宅地に芝を貼る
途中まで透水平板:20220928撮影

姫高麗芝を2束購入

ざっくり2平米くらいだから2束でいいかと購入したのは姫高麗芝。加えて芝の床土と目土も買ってきた。持ち帰った芝はすぐに解いて建物の日陰に立てかけた。

購入してから張り作業に入るまでに6日かかってしまい、重ねがえと水やりを2回行った。枯れてしまうかと心配だったのだ。

DIYで姫高麗芝を張る
2束購入。すぐに解いて立てかけた

砂利まじりのカチコチ地面に手こずる

これが我が家のカチコチ地面。スコップでは無理で、備中鍬でコツコツ叩いては草削りで土を集める作業を地道に続ける。15センチほど掘ったほうがいいらしい。

石まじりの硬い土壌
砂利と石ばかりで硬いのだ

削り出した土をとりあえず仮置き。大小の砂利と石がゴロゴロ。

芝を植えるために削りとった土砂
削って仮置きした土砂

日暮れ前の1、2時間作業して、数日かけて頑張ったけれど、15センチは無理である。腕もじんじんするし。

もっと浅くてはダメかな?と途中で逃げ道を探し始めた。
ネットでいろいろ検索していると、7センチと書いているところがあるじゃないか!

で、大体10センチ〜7センチぐらいのところで掘り作業を終了。

水捌けがいいのか?悪いのか?

土を入れ直す前に、水を入れてみる。傾斜があるのか一方に水がたまる。中央が蒲鉾みたいに盛り上がっている。

8分後には水が引いてきているけれど、この速さ、水捌けがいいのか悪いのかわからない。

この後水が完全にひいてから、見える範囲の石を掻き取った。このまま土入れ作業に移行だ。

芝植え前に排水チェック
若干の傾斜がある。水捌けいいのか悪いのかよくわからない。

砂場というか、ネコのための大型トイレみたいな・・・

掘り出した土をフルイにかける。砂と小さな砂利の混じった土が落ちる。そこに「芝生の床土」というのを混ぜていく。

掘り出した土をふるいにかけ再利用
大きな石だけ取り除いた

ブレンドした土を入れて、その上に遅効性肥料をまき、その上にまた土を重ねることを繰り返す。
この中で土を混ぜて底にある石を浮き上がらせたくないのだ。敷いては長靴を履いた足で踏み締める。

芝を貼る準備中
遅効性肥料も混入し、踏み固めたところ。

猫が見たら喜びそうな砂場だ。このまま一晩放置すると朝にはブツが置いてありそうな気がする。急がねば。

芝の厚さを残して土を入れた後、レーキがわりにチリトリで表面をならし、最後の踏み締めにもチリトリを活用。

チリトリで表面の土をならす
レーキがないのでチリトリで代用

そしてたっぷり水をかけたら、こんな感じに。大丈夫かな。

芝を敷く前に水を撒いた
芝を張る前に水をたっぷりかけた

芝が足りず、7センチほどの目地に

芝を並べ始めてから、絶対数が足りないことに気づいた。間を大きく開けた目地張りにする。縦・横・縦にして、目地が揃わないようにしたかったのだけど、写真手前だけ揃ってしまった。

DIYで芝を張る
ちょっと広めの目地張りになった:202221007撮影

また、どうしても1枚足りず、手前中央の黄色がかったものを一枚だけ追加購入した。ちょっと元気がない。

それに全体的に目土が足りない。隙間が埋まるくらいに入れたほうが良いらしいのだ。
大袋にすればよかった。でも、重たかったのだ。とにかくもういちど買いに行かなくては。

これから冬にかけて芝は休眠するらしい。芝の隙間が塞がるのは来年の夏ごろかな。でもそれ以前に無事根付いてもらわねばならない。

通りかかった知人から、根付くまで水やりを忘れぬようにアドバイスをもらった。