お正月の雑煮の必須アイテム、里芋を収穫
雑煮は各家庭毎のレシピがある。我が家の雑煮は、いりこ出汁の薄口醤油仕立て。具は丸もちに大根、人参、しいたけ、里芋、かまぼこ、ねぎと決まっている。
今年は自然栽培の里芋を元旦に裏庭から掘り出して食した。
昨年5月、里芋が緑色のツノを出した。
気がつくとなんともたくましく芽を出していた里芋。この生命力ならと、庭に埋めてみることにしたのだ。
穴を掘って埋めるだけの作業
雑草を抜くわけでもなく、スコップで穴掘って里芋にちょんと土の中に座ってもらい、里芋は上の方に小芋ができるというので、少し饅頭のように土を盛っておいた。肥料はなし。ただ埋めただけ。
夏、ほったらかし
シソにキクイモにバラにナス、そして諸々の野草に混じって里芋も葉を広げている。特に里芋を撮影したものではないが、シソに埋もれるように葉が写っていたので画像を拡大した。
もう一枚別の株が写ったものがあった。多分ここには2個埋めたはず。こちらもなんとか生き延びている。すぐ横にはこの時期旺盛に生育中のキクイモが植わっている。
無肥料かつ、雑草に邪魔されているせいか、あるいは植え付けが遅かったことも関係しているのか、近所の畑で見るものよりも随分小さい。
元旦、いざ収穫
上の画像の里芋の一株を掘り出したのが下の写真。すでに上部は枯れている。
ものすご〜く小さいものまで数えて、小芋が7個という収穫数。多くはないが、埋めただけで里芋の数が増えたのだから良しとする。
里芋、美味し。
早速雑煮にして食したのだが、食感の滑らかさが違う。新鮮さによるものか、無肥料栽培によるものかは断定できない。もしかすると自宅の庭で採れた嬉しさからの勘違いなのかもしれないが、美味しかった。
来年も試してみる価値はある。