前の、そのまた前のオーナーが残した梅を素人剪定
東の庭に梅の木がある。この家の2番目のオーナーが植えたと思われる。品種は不明。
ここに越してきた際、長い間剪定されていなかったこの梅は伸ばし放題に枝を出しまくっていた。
空が見えぬほどの密集枝に満開の花
風が吹くと物置やウッドデッキのトタン屋根を叩くまで枝が四方八方に広がり、樹高もかなりあった。葉が密生して夏にアオバハゴロモが大量発生したこともあり、これらの花が終わった時点で剪定することに。

花がらがまだ残っている時期(2月中)にノコギリと剪定バサミによる地道な作業により下の画像のような形に剪定。かなりの強剪定だと思うし、今見るとヘンテコな樹形だ。かなり大きな切り口なのでトップジンMペーストを塗布した。

上画像は4月のものなので葉が少し展開している。
強剪定の翌年:わずかひと枝の開花
下画像が2018年のほぼ全ての花である。上の画像と見比べると剪定せずに残した枝にだけ花が咲いたようだ。剪定後に一斉に新枝が出たが、それらには花芽は付かなかったのだ。

2018年5月:新枝がもっさり
ペチュニアの背後に見えているのが梅の木だ。わっさわっさと葉が茂る。なんとなく来年こそはと期待していた頃。

強剪定の翌々年:今年花盛りとなる
1月15日の最初に咲いた花の一つ。日差しに誘われたか真冬にもかかわらず花弁に蚊がとまっている。撮影の際には気づかなかったが。

咲き進むにつれ、庭にほのかに花の香りが漂い始めた。肌寒い時期だが外に出る楽しみの一つになっている。

桜よりも花もちの良い梅の花。雀やメジロにヒヨドリと鳥たちがやってくる。もちろんミツバチも。受粉に期待。

この梅は実梅、今年こそは梅酒を作るのだ。