庭に植えたほとんどの植物は、ホームセンターの植物コーナーをウロウロしながら目についたもの。
「宿根草・寒さに強い・霜にも耐える」とあったら、つい手が伸びるのだ。
野草とともに生き抜いてくれると信じて。

グランドカバーとして、アジュガ増殖中

ウッドデッキの足元やバラの根元近くにて、ランナーを四方に伸ばして領地を拡大中。

アシュガのピンクエルフの花
バラの足元のアジュガピンクエルフ:20190331撮影

数種類のアジュガを一株づつ入手して植えた。
上の株は降霜のある場所、下の株はウッドデッキの屋根の下だ。
最初の一株を植えつけるとき少しだけ肥料を入れた。
ランナーで増えた部分は手を入れていない庭土のままだ。
根が浅いので広がりすぎた部分を掘り上げるのも楽、そして他の場所にポンと植えこむ、そんな無造作な扱いにも耐えてくれるのだ。

アシュガチョコレートチップの花
ウッドデッキの足元のアジュガチョコレートチップ:20190402撮影

上記の2種は東の庭のもの。ピンクエルフとチョコレートチップだ。春には朝から昼前まで日に当たる場所だが、夏になると、紫蘇を始めとする植物が繁茂するために半日陰となる。おかげでひどく乾燥することもなく、雨水のみで生育。世話いらずの植物だ。

西日の庭では時々水やり中

アシュガチョコレートチップ増殖中
西日の当たる乾燥気味の場所で、頑張るアジュガ:20190411撮影

上画像は乾燥がちの西の庭に移植したアジュガチョコレートチップ。西日のきつい夏、直射日光がガンガン当たり、へたり気味になるが、日照り状態の時だけ水やりをする程度で増殖中。

マイナス10度までOK!ローダンセマム

引っ越して1年目にマーガレットを枯らしてしまった。寒さに耐えきれなかったのだ。
真ん中に太陽のように大きな丸い中心があってそこから放射状に花びらが出るヒマワリやマーガレットのような、これぞ花!という形の花はとにかく活気を与えてくれる気がする。
そんな形で寒さに強い花を探していて見つけたもの。
宿根草でシルバーリーフの常緑。これも寒さに強いのだ。

西側の玄関脇の花壇に植えて2年目のローダンセマム。「アフロヘア」と「アフリカンアイズ」を一株づつである。

ローダンセマム(アフロヘア)の花
ローダンセマム(アフロヘア):20190402撮影
花壇のローダンセマム(アフリカンアイズ)
ローダンセマム(アフリカンアイズ):20190402撮影

この4月初旬の時点で、午前11時頃から日没まで日の当たる場所にある。この日照条件のためか、2株とも南西に首を伸ばして咲いている。

花壇のローダンセマム(アフリカンアイズとアフロヘア)
太陽を求めて西に顔を向けている:20190324撮影

二つ並べて植えているのでアフリカンアイズの方が背丈が高いのがわかる。花自体はアフロヘアの方がほどふたまわりほど大きい。

霜にだけ要注意のゼラニウム

ウッドデッキの足元に地植えしている3年目のゼラニウム。ウッドデッキの屋根が張り出して、霜に当たらない場所なのである。梅雨時も露天とは違いひどく雨に叩かれることがない。

太陽を求めて咲く白ゼラニウムの花
ウッドデッキの足元のゼラニウム:20190402撮影

この近くにローズゼラニウムも植えている。こちらはまだ蕾だ。

ガーデンシクラメンも野草とともに

2年目のガーデンシクラメンは、去年の夏、旺盛に茂った青紫蘇に覆われて、暑さを乗り切った。ほとんど日が差さない状況だったかもしれない。

地植えのガーデンシクラメン
午後から日陰になる場所に地植え:20190221撮影

特に肥料はやっていないが、すぐそばにあるバラ、ミスターリンカーンには寒肥を施してある。

暖かくなって、気がつくと下のような状態に。上の写真でひょろっと写っている、カラスノエンドウが背丈を伸ばしたのだ。
この後ガーデンシクラメンの周囲だけ、カラスノエンドウを刈り取った。

カラスノエンドウに埋もれて咲くガーデンシクラメン
カラスノエンドウが日光を遮る:20190311撮影

カラスノエンドウはアブラムシの大好物

カラスノエンドウはマメ科の植物なので、土を肥やしてくれるのではとの期待と、シュルっとツルを伸ばした葉先や、小さいながらもこれぞマメ科というピンクの花の可愛らしさで、去年から庭の常連になってもらっている。

それに現在、カラスノエンドウは大量のアブラムシのコロニーを養っている。これがどんな風に他の動植物に影響するかも観察してみたいのだ。
庭にあるカマキリの卵(オオカマキリ2個、ハバヒロカマキリ2個)から、そろそろ赤ちゃんカマキリが孵化する予定。アブラムシは彼らのご飯になるはずである。
そのほか、テントウムシの成虫や幼虫、蛹もすでに庭で確認している。彼らが活躍してくれるはずなのである。