拾った子猫は豆台風
6月30日にやって来た子猫をヒロユキと命名。一週間にして怖いもの知らずやんちゃぶりを発揮中。先住猫6匹をおそれるそぶりは一切ない。翻って大人猫6匹は、未だ新たなシチュエーションへの適応過程である。
子猫は食べて遊んで、食べて寝る、それが全て
7月1日に500gだった体重は驚嘆すべき速さで増量中。我が家にたどり着くまで数日間満足に食べていなかったらしく、ガリガリだった体に今は筋肉がつき、お腹はぽんぽこだ。
ヒロユキはケージ暮らし。ご飯の後だけ部屋の中を駆け回っている。疲れた頃にまた、一口だけご飯をケージに入れて、食べているスキにロックアップ。覆いをかけてネムネムを誘う。
先住猫となったB群4匹:外ケージで野宿生活
B群のキコ、ソックス、茶々、クロエの4匹は、この一週間、もっぱら外ケージ暮らし。
自分たちの縄張りに突如として現れた、ちっちゃいけれど鳴き声だけは大きい得体の知れぬ生き物に、多大なる脅威を感じているらしい。
先住猫としてのストレスを初めて感受しているB群メンバーである。
ヒロユキが眠っている時にそーっと家に入り、ご飯とトイレ、ブラッシングとお尻ナデナデ、時々じゃらし遊びを楽しんで、再び外ケージへ戻っていく。
やっぱり興味津々:ケージの子猫に探りを入れる先住猫
ヒロユキから逃げ回っているB群だが、ケージの中にいる時なら大丈夫と察したか、そろりそろりと探りを入れている。
上がクロエ、左下が茶々、右下がソックスだ。
この時、双方「シャー」もなく、お互い近づいて観察、その後、先住猫の方が尻尾を下げてソロ〜と去っていく。
A群2匹はさほど影響受けず
A群のエドとみかんは、比較的静かな生活をおくっている。自分たちの縄張りに突如として新たな存在が加わるのは、B群たちで慣れているのかも知れない。
里親が見つかるかな?
一時期下痢気味だったお腹の調子も回復。ノミも寄生虫も駆除済み。ウイルス検査も今のところ陰性。人馴れ度もバッチリのヒロユキである。
一週間も手元にいると、手放したくなくなるものである。けれど「飼えない数を飼ってはいけない〜」というフレーズは頭にあるし、先住猫ファーストである。
彼らは我が家でしか暮らせないが、ヒロユキ、お前にはまだ新しい家と家族が見つかるかも知れない。
今、一件、里親希望の情報があるのだ。