ヒムロッド・シードレスの今年の花穂は50あまり
栽培4年目に突入した葡萄ヒムロッド・シードレス。新芽の展開とともに出現した花穂を数えるとゆうに50を超えた。
5月に入り次々と開花する葡萄の花、足元には小さな緑色の花キャップが落ちていた。
ピカピカ新葉と一緒に花穂あらわる
ツルツルピカピカのヒムロッド・シードレスの葉が展開し始めるとすぐに花穂が現れた。このころに伸び始めた枝のほとんどに花芽がついて、収穫への期待がちょっと膨らむ。

5月に入り葡萄の開花:花キャップ発見
ゴールデンウイークが終わると葡萄の開花が始まった。ピコピコ飛び出しているのが雄しべ、丸っこいのが雌しべだ。

下の方にはまだ開花していないものもある。花一つ一つがキャップをかぶっていて、その帽子が跳ね飛んだ時が葡萄の開花だ。
足元を注意深く見ると、葡萄が脱いだ小さなキャップが転がっていた。
強剪定が祟ったか?葡萄の花ぶるい
開花が終わると粒の肥大が始まり、同時にパラパラと落下する粒も多くなる。花ぶるいだ。

この時点で、すでに2メートルぐらい伸びている枝もある。
1月にバッサバッサと強剪定されたヒムロッドは、反発して枝を伸ばす方にエネルギーを回し、果実にかまっていられないのかも。
葡萄の枝先のカット
去年は通路に飛び出す枝だけを切ったが、今年は垂直方向にはウッドデッキの屋根に達したらカットとルールを決めた。

水平方向には、水耕栽培中のきゅうりに達しそうな枝先をカットだ。

ツルのカットをやめて利用することに
今年はきちんと枝を誘引すべく、勝手気儘に巻き付いていくツルを取り除く方針を立てていた。そうなると伸びていく枝を頻繁に結びつける作業が必要だ。これが思いのほか面倒で。
結局、具合の悪い場所に取り付いたものだけ除去し、他のツルは残すことにした。

時々ツルを解いて、別の場所に巻きつけ直したりしながらも葡萄自身の力を借りることにしたのだ。

花ぶるいが止まったら、今年はいくつか袋がけをするつもりだ。
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