日常が戻り(ヒロユキがいなくなり)、非日常が訪れる(よそ猫が現れる)

チビ猫ヒロユキが里子に行き、情緒不安定だったB群猫に落ち着きが戻った。けれど入れ替わるように登場したのは、去年10月を最後に姿を消していたヨソ猫グレオ。再び恋の季節なのだ。

B群猫たち平常行動に戻る

ヒロユキのいる間、ずっと外ケージで野宿めいた生活をしていたB群のキコ、ソックス、茶々、クロエの4匹猫である。

ヒロユキが里子に出たその日の夜になって、やっと新入り猫がいなくなったことを確信したらしく、家の中でくつろぎ始めた

キコは座った人間にピトッとくっつくようになり

人間の横にピトッとくっついて座る猫
くっつき猫に戻ったキコ:20200710撮影

ソックスは膝の上。

膝の上で足を広げている猫
ソックスの白パンツ:20200710撮影

茶々ものんびり毛づくろい。

ベッドに寝そべり毛づくろいをする猫
茶々もリラックス:20200711撮影

クロエは、「あれはなんだったのさ」と言っているようだ。

ベッドの上に座る黒猫
クロエもベッドに入り浸り:20200713撮影

A群、エドとみかんはB群ほど神経質ではなかったが、いつもより少しだけ鼻息荒く、フンフンしながら室内パトロールをしていたみかんも、その「フンフン」が聞こえなくなった。

今度は雄猫たちがやって来た

ヒロユキと入れ替わるように出没するようになったのは、アオアオと啼きながら近所を巡る雄猫たち。

A群のテリトリーである玄関には、キジ白のオス猫が出現。久しぶりにエドの唸り声を聞いた。

すりガラスの向こうのよそ猫を警戒する2匹の猫
キジ白の雄猫が外にいる:20200714撮影

B群テリトリーである東のウッドデッキには、半年ぶりにグレオが現れた。少し離れた家の飼い猫だ。

昼寝を邪魔されて怒っている猫
起こしてゴメンよ:20200714撮影

去年より、貫禄のあるボス猫っぽい面構えになった。

怒った顔が凛々しい猫
人間でいうと眉をひそめた感じかな:20200714撮影

こんな風にちょっといかつい表情をする雄猫は、案外優しい猫だっりする。

今は故猫となったクロという雄猫を思い出す。

グレオみたいに頰の張った黒猫で、家猫になる前は百戦錬磨のケンカ猫だった。でも外見とは裏腹に、新入りや子猫の面倒見が良かったのだ。