地植え2年目のフェイジョア
西日のガンガン当たる、ガリガリの宅地に地植えして2年目の2本のフェイジョア。葉っぱがパラパラ落ちてハラハラさせてくれたが、クーリッジが無事開花。
去年咲かなかったアポロも3つだけ花をつけた。
2018年冬:フェイジョアの葉の赤い斑点
去年(2018年)の年末、クーリッジ、アポロともほとんどの葉に赤い斑点ができてしまった。寒さが原因かも。
霜の降りる土地なのである。それにこの冬は少しだが積雪もあったのだ。
下の写真のクーリッジの株元には落葉した黄色い葉が見える。
2019年春:斑点のない葉だけが残った
春を迎える頃にはまばらに葉を残すのみとなったフェイジョア。
残った葉には赤い斑点は見られない。
アポロは枝先のみ葉が残った。クーリッジに比べ葉の色も薄い。
このころは、もしかして枯れてしまうのではと心配していた。
4月下旬:フェイジョアが新芽の展開を開始、そして蕾を確認
寒さが弛むとともに新芽が展開し始め、ようやく一安心。
心配していたアポロも枝先に新しい葉が見えてきた。
下の画像では枝先にすでに蕾が作られている。
クーリッジはほとんどの枝先に蕾をつけたが、アポロには蕾が見えない。アポロは去年も花をつけなかった。
5月に入り、暖かさが増すにつれ、クーリッジ、アポロともわさわさと葉っぱを増やし始めた。
5月中旬:フェイジョアの蕾が緩み始める
クーリッジの蕾が膨らんできた。葉の色も元気そうだ。
5月下旬:フェイジョアの開花が始まった
朝、クーリッジの花が2つ開き始めているのを確認。去年は7月の開花、この5月の夏日で時期が早まったのかも。
カウントしたところ50ほど蕾をつけている。
果実の充実を図るため、枝元の二つを残して先端の蕾を摘んだ方が良いと書いてある本を見たが、全ての花に咲いてもらうつもりだ。
翌日には完全に開花。このころの花びらはほんのり甘い。
フェイジョアの一番美しい季節が始まった。
なんと、アポロも3つだけ花が咲いた。
下の画像の中央に一個だけ見えている。
クーリッジの花粉で受粉して、3個の果実の収穫を楽しむつもりだ。
まだまだ珍しいらしいフェイジョア
この近くに鉢植えで置いてあるロシアンオリーブことホソバグミと同様に、フェイジョアもよくオリーブと間違われる樹木だ。
葉っぱが上を向いて白い葉裏が目立つところがオリーブぽいのかも。
このエキゾチックな花が咲いているのを見て初めて「オリーブじゃないの?なんていう木?」と尋ねられるのだ。
この春、花が咲き始めて二人の方にフェイジョアを紹介した。「フェ?フェイジョア?」と聞き直されるので、この大分ではまだちょっと珍しい樹木なのかもしれない。
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