暖を求めてA群B群入り混じる夜
寒さつのる12月、エアコンの温風が吹き降りるベッドや、炬燵の中が猫たちのお気に入りのスポットだ。暖かな場所を求めて、普段は決して一緒には寝ないA群みかんとB群の茶々やクロエが急接近。
先住猫みかんとB群親子の力関係
先住猫であるエドとみかん。シニア猫のエドはB群猫たちが寝ているコタツでも躊躇なく入り込んで寝る。みかんはB群がいると後ずさる。
B群は2018年に家猫修行を終えた元野良親子だ。母猫キコとその子供たちのソックス、クロエ、茶々。彼らの力関係というか、時々見られる追いつ追われつの関係は以下の通り。
みかんがキコを追いかける。
みかんが茶々を追いかける。
みかんがクロエを追っかけようとすると、反撃される。
みかんはソックスに追いかけられる。
ただ、6匹ともお互い縄張りを共有する関係と承知していて、噛み合いなどの喧嘩はなく、窓の外に知らない猫がいると結束して警戒態勢に入る。
みかん、B群お気に入りの段ボールベッドに
居間に暖房が入ると、東の猫棚が温風直撃のあったかスポットになる。ここにはB群愛用の段ボールベッドが並んでいるのだが、最近みかんが入り浸るようになった。
下は、茶々とみかんを至近距離(段ボールに隔てられてはいるが)にて撮影できたレアな画像。このとき茶々は眠っていて、隣にみかんがいることを知らない。
翌、17日のこと。今回は先にみかんが段ボールベッドに入っていた。
猫階段をトコトコ登ってきたお茶々、ふと顔をあげてみかんがいることに気がついた。
みかんが茶々の方に振り向くより、一瞬早く目を背けた。
危機回避能力の高いお茶々である。
この後、みかんが寝入ると、クロエがやってきて躊躇なく隣の段ボールに入った。
クロエはクールな猫なのだ。
この冬、彼らの距離がグンと近くなってくれることを願うばかりの人間たちである。