ボロボロに落ちてくる仏壇スペースの繊維壁を剥がすことにした
我が家の和室の壁は繊維壁仕上げ。建築から40年を経てボロボロである。幸いなことに前オーナー時代に壁を化粧合板で覆うリフォームがなされている。ただ、物入れとして活用中の仏壇スペースは手つかずのままで、猫が探検に入るたびにパラパラ落ちる繊維クズが気になっていた。
霧吹きで水を吹きかけてスクレーパーで剥ぎ落とすのだ
仏壇スペースに置いていたものを全て出し、ビニールを敷いて霧吹きとスクレーパーを準備。(ダイソーのアルカリ電解水の容器が写っているが中身は水である。)
水を繊維壁に吹きかけてふやけたところをスクレーパーで剥ぎ落とすのだ。
ちょっと邪魔な猫の調査隊
仏壇スペースは猫たちのお気に入りの場所の一つ。作業のためにゴゾゴソやっていると今回も猫調査隊がやってきた。下は湿らせた壁の匂いをクンクンしているソックスと、遠目に覗き込むクロエ。
ところどころ繊維壁が剥げ落ちているのは、キコ、クロエ、茶々、ソックスが日夜出入りした結果である。
写っているクリーム色の化粧合板が以前行われたリフォームで繊維壁が覆われた部分。合板にシミが浮き出てきているのは、貼り付ける際に使用した接着剤が原因かと思われる。
とりあえず、猫たちを追い払い、作業継続である。
一気に剥げる爽快感!
濡れた繊維壁は、あっけないほど素直に剥げ落ちてくれる。
ひと掻きでスルルと一気に剥げるのはなかなか爽快。掻きとった繊維壁は含んだ水分の重みで、ひとかたまりになって落下。ビニールを敷いておいてよかった。
なるべく大きな面積を塊で剥がすささやかな楽しみを追求しながら、作業開始から30分ほどで終了。
仏壇の小さなスペースで剥がした繊維壁は小さなレジ袋に収まる量。これが和室一部屋分となると結構な分量だろう。
露わになったモルタルの表面に残った小さな繊維クズは、固く絞った雑巾で擦り取り作業終了とした。
この後をどうしようかと思案中である。多分、何らかの塗料を塗ることになりそうだ。