眺めのいいネコ棚なのである

2個目のキャットウォークは、猫たちが同時に外を眺められる場所として作った。野鳥のくる梅の木が見える窓は、猫たちに人気があるのだ。

キャットウォークの向かって右側のデスクの下にはウッドデッキに設置した外檻に続く猫ドアがある。

自作の階段付きキャットウォーク
一番下は物置として使用

猫棚の下は人間のテリトリー

猫棚の下は、すぐ使うもので汚されては困るものの一時置き場として人間が使っている。
猫は頻繁にゲロをする。所構わずだ。
読みかけの本や、書類、その他なんでも、フォルダボックスの中に避難である。

残りの3段は猫のために

残りの3段のうち、一番上は複数の猫ベッドが並べられる共用スペース。
下2段は個室である。

キャットウォークと3匹の猫
上からクロエ、キコ、エド:20190218撮影

1段目:ネコたちの共用スペース(眺め良し)

一番上の棚にはクッションとカゴを設置。大抵はB群の面々が下の画像のように昼寝場所として使う。

時々エドはクッションでくつろぐこともあるが、みかんはB群の匂いのする寝具がお気に召さない様子。
B群がいない時にフンフンと鼻息荒くパトロールにやって来てはそそくさと立ち去っている。

ダイソーの「積み重ねできる収納バスケット」で眠る猫たち
東側の棚の最上段を陣取ったB群:20190313撮影

2段目:1匹用スペース(眺め良し)

天井が低く圧迫感あり。しかし眺めは良い。
ここには薄めの敷物を敷いている。ここでよく寝ているのはクロエとキコ。
時々みかんがここから外を眺める。

サッシを背に寝てこちら見る黒猫
この天井の低さがいいんだよね?クロエ:20190309撮影

下の段:1匹用スペース(眺めなし)

天井は高いが四方に柱がある。ここはキコとエドがよく寝ている。
サッシ窓の下段は模様入りの磨りガラス、そこにハモニカーボを貼り付けているから外は見えない。

猫ベッドの中で丸くなって眠るキジ猫
1段目の棚は囲まれ感が落ち着くらしい:20190325撮影

ただ、朝方に太陽光が差し込むと気持ちの良い空間となる。
下の写真では朝食を終えたエドが日光浴がてら居眠りしている。

猫ベッドでくつろいでいる猫
猫棚で朝陽を満喫するエド:20190326撮影

テレビ鑑賞にも最適

敷居と鴨居に差し込んでいる二枚の板は、間隔を開けて覗きスペースを作っている。
猫たちはここからテレビを眺めたり、もう一枚の窓から外を眺めたりするのだ。

板と板の間からテレビを見る猫の後頭部
東の猫棚はテレビ鑑賞の特等席:20190324撮影
カーテンをめくって外を覗く2匹の猫
どうやら鳥が来ているらしい:20190303撮影

猫階段の使用状況

エドのために取り付けた階段だが、肝心のエドはまだ一度も使っていない。今のところクロエとみかんが歩いているのは目撃した。

キャットウォークから見下ろす黒猫
階段の踊り場に佇むクロエ:20190324撮影

もう一つの猫棚の20センチ幅の階段はエドも使っている。今度の23センチ幅の階段が無理ということはなかろう。
エドの現在の最上段へのルートは、デスクチェア→パソコンデスク→猫棚最上段だ。階段の方が足への負担はグッと軽いのだが。

回遊ルートを作ろうと思う。

2つのキャットウォークは、A群(先住猫:エド・みかん)とB群(元野良親子:キコ・ソックス・茶々・クロエ)の平和共存のために作ったが、まだその目的は果たされていない。

数で勝るB群に眺めのいいキャットウォークは占有されている。特にみかんはこちらの棚で眠ったことがない。完全にB群のものと感じている様子が不憫なのである。
もう少し、床以外に歩き回れるルートと、落ち着ける場所を増やしていこうと思うのである。

ごめんよ。みかん。もうちょっと待て。

エアコン近くの棚の上に座る三毛猫
南側の棚のカーテンレールの上で考え事:20190317撮影