三毛猫みかん曰く、「爪研ぎは木製に限る」

猫にも爪研ぎの好みがあることは以前にも書いた。三毛猫みかんのダントツのお気に入り爪研ぎは家そのもので、築50年の我が家のささくれ立った木部をあちらこちらで見つけては、削りまくっている。

ボロボロになったドアを撤去

表面の化粧ベニヤが剥げかかったドアは、みかんの格好の爪研ぎとなった。引っ越してきてから4年、だんだんと破損箇所が広がってきた。

みかん(猫)の爪研ぎでボロボロのドア
みかんがせっせと爪を研いだ痕:20200519撮影

このドアの開け閉めが、要介護の家族に負担になってきたこともあり、いっそのことと、取り外すことにした。

代わりに取り付けたのはドアの内外、両側のカーテンだ。冷暖房の冷気、暖気は二重カーテンで防ぐのである。

ドアのウチソトにカーテンをつける
冬は厚手のカーテンに取り替える:20200519撮影

柱がみかんのメインターゲットに!

ところが、今度は柱がみかんの集中攻撃の対象になってしまった。建具はまだしも、柱は家の構造に欠かせないもの。これ以上削られては我が家の危機である。

そこで、ここにみかん用の爪研ぎを取り付けることにした。(下は、戸当たりの一部を外しているところ)

戸当たりの一部を外す
爪研ぎの長さだけ剥がす:20200820撮影

みかんのお気にいりはマルカンの「ツメぴかり」

みかんが好んで使う爪研ぎはやはり木製のもので、マルカンの「ツメぴかり」。これを使うのはみかんだけで、1匹で破損するまで削りまくっている。

ボロボロになった桐製ツメみがき「ツメぴかり」
みかんの愛用品:20200823撮影

このツメぴかり、両面使えるので破壊神みかんの攻撃にも長期間耐えてくれる我が家に欠かせないアイテムだ。家の4ヶ所にこの爪磨きを置いているにもかかわらず、家での爪研ぎをやめられないみかんである。

爪研ぎを柱にヒートンと結束バンドで固定する

もともと、爪研ぎの上部に2つのヒートンが埋め込んであるのだが、下部にも2つヒートンをねじ込んだ。

戸当たりを取り去った部分に爪研ぎをはめ込むので、柱にも上下2つのヒートンをねじこみ、結束バンドを通してがっちり固定である。

ヒートンと結束バンドで上下を固定
がっちり留めつけました:20200820撮影

これで、みかんも柱に手が出せまい。

柱に取り付けた爪研ぎと三毛猫
みかん用爪研ぎ設置完了:20200820撮影

心置き無く、ガリガリしていいぞ、みかん。