ガムシャラなチャレンジがキャットドア突破の秘訣だ!

昨日2月4日ソックスがついに猫ドアを突破した。
先住猫エド・みかんが自由に出入りする猫ドアをいつも不思議そうに眺めていた元野良猫(キコ・ソックス・クロエ・茶々)。
ついに先日ソックスが猫ドアの突破に成功。

猫ドアを通り抜けていく猫の後ろ姿
ソックス初めて自力で外ケージに出る:20190204撮影

怖いもの知らずのソックスは3回ほど猫ドアを抜けたことがある。先住猫みかんが猫ドアを抜けた後、ドアが閉まる直前に鼻先をねじ込んで一緒に出るのだ。

猫ドアを抜けた先は外ケージになっている。
ソックスが付いてきたことに驚いたみかんは慌てて家に戻るため、いつも外ケージに取り残されては家に戻れずにレスキューされていた。

猫ドアを、とにかくガリガリし続けた

エド・みかんは鼻先でポンとドアをついて軽く開き、後は前頭部で押し開けてドアを抜けていく。ソックスはまだ押せば開くということには気づいていない。とにかく前足でドア周辺をガリガリするうちに出した手がドアの下部を偶然に押すことになり、開いた隙間に突進して脱出している。

ケージ越しに野原を見つめる後ろ姿の猫
外ケージ越しに山を見つめるソックス:20190205撮影

なのでエド・みかんがドアを抜けるときは「ポン」という音で開いて、「パタン」で閉まる。
今日のソックスの開閉音は「ガリガリガリ、ガリガリ、ポン・・・・パタン」だ。昨日は「ガリガリガリガリガリ、ガリガリ、ガリガリガリ、ガリガリガリガリ、ポン・・・・パタン」だったのだが、1日でガリガリしている時間が驚異的に短縮された。スキルが向上しているのだ。

ケージの中中のハチワレ猫
シャッター音に振り返ったソックス:20190205撮影

自分で好きな時に外に出れるのが嬉しいらしく、起きている間は延々と出ては入るを繰り返している。
明日は「ガリ・ポン・パタン」になるかもしれない。

B群、猫ドアを注視中

ソックスが始終出入りしているためB群の他のメンバーの注意がこの2日間、猫ドアに集中している。

キャットウォーク(猫棚)からこちらを見る2匹の猫
ソックスが猫ドアを抜ける様子を注視していたキコと茶々:20190205撮影

もしかすると今週中、遅くとも今月中に全ての猫が猫ドアを突破することになるかもしれない。
そうなるとB群が立ち入れない唯一の先住猫の聖域が消えてしまうのだ。

夜、外から猫ドアの向こうから声が?

皆が寝静まった頃、どこぞで猫の声がする?
なんだ?と灯りをつけて声の方に向かうと、透明な猫ドアの向こうに猫影が!
切なく鳴き続けていた声の主はクロエ。
どっやらソックスの後に続いて外ケージに出たものの室内に戻るすべがわからずにニャンニャン訴えていたらしい。

猫ドアを開けるとそそくさと戻ってきた。なんとなく迎えにきていたソックスと合流。
しばらく猫部屋の方に姿を消し、程なく戻ってお気に入りの場所の一つマッサージチェアで毛づくろい。
ようやくくつろぎモードになったらしく、クロエなりの甘えポーズを見せてくれた。
(だが、ナデナデするときには最新の注意が必要だ。本気の攻撃ではないのだが、出血はするのである。)

寝転んで見上げる黒猫
やっと家に入れたクロエ:20190205撮影

さらに切ないみかん

B群の面々は現在遊び盛り。ソックス、クロエ、茶々はまだ1歳にもなっていない子猫気分満載の時期であるし、キコまで子供帰りして子供達と取っ組み合いや追いかけっこを満喫している。
そしてB群の出現に不満たらたらのみかんとも遊ぶ気満々なのである。

B群が遊びモードに入っている最中にみかんが通りかかると、四方八方から「遊びましょ」と突進してくる彼らから逃げ回る羽目になってしまう。

下の画像は近くで一緒に眠りたい一心でエドとみかんが寝ているところにソーっとやってきたキコ。
寝ていたみかんが気がついて唸ったもので、さっと視線を逸らしたあと忍び足で立ち去った。

2つの猫ベッドと3匹の猫
みかんから視線をそらすキコ:20190205撮影

みかんはすでに猫ドアと外ケージにつけられたソックス臭を気にしているようである。みかんのイライラは募るばかりなのである。

外から帰ったクロエとともにB群を猫部屋に誘導してロックアップ。A群だけの夜がやってきた。
みかんもようやくウトウト。

三毛猫の寝顔
深夜、疲れ果てたみかん:20190206撮影

ごめんよ、みかん。