猫に正月は関係なし
年末年始、あれやこれやに時間を取られ、ぱったり更新が止まっていたアカネコ生活である。猫たちはバタバタしている人間側の事情を感知することなく、いつものようにじゃらしタイムを要求してくる。
ある日のじゃらしタイム
6匹猫のうち、遊びに積極的なのはB群のソックス、茶々、クロエの3匹、2021年の4月で共に3歳になる兄妹猫だ。
ソックスの突然の遊びスイッチ
ソックスは日に数回、猛烈に遊びたい気分になるようで、そんな時は人が移動する部屋に足元をすり抜けて先回り、テーブルや椅子など、人間を至近距離から見上げられる場所に飛び乗って、ニャンニャン自分の気持ちをアピールする。
オモチャ箱のある部屋の方向に廊下を歩き出すと、期待マックスで先導し部屋の入り口で待機。次にドアが開く時、人間の手に猫じゃらしが握られていると信じて待つ。
ちなみにこの日のオモチャは棒の先に毛皮のふさがついたもの。オモチャを視認するとお気に入りの遊び場であるベッドの上に駆け戻ってスタンバイ。
便乗するクロエ、お茶々
ソックスが遊び始めた気配に、クロエと茶々もやってくる。
猫毛ボールを追いかけるのが大好きなクロエ。獲物がボールじゃないこの日は段ボール箱に腰を落ち着けて、待ち伏せ遊びに専念。
お茶々はマッサージチェアの背もたれの上で、自分のところに猫じゃらしがまわってくるのをひたすら待っていた。茶々が一番燃えるのは、紐の先にネズミがついたオモチャだ。
A群の6歳猫、みかんも珍しく参戦
B群猫とほとんど交わらないA群の三毛猫みかん。この日のじゃらしタイムに飛び入り参加。南の猫棚にたまたま居合わせたのだ。
こちらも猫棚の最上段を自分の守備範囲と定め、おもちゃがまわってくるのを待っての狩りである。
ベッドの上のソックス、段ボールの中のクロエ、マッサージチェアの茶々、猫棚のみかんの4匹の間を巡回しながらのじゃらしタイムであった。
遊びは卒業、エドとキコ
この日の遊びに参加しなかったのは14歳のエドと、おそらくみかんよりちょっと年上のキコ。
14歳のエドは老境に入り、じゃらしタイムを卒業したようだ。ときおり鼻先にオモチャをあてても、しばしクンクンするのみである。
食べることと日向ぼっことブラッシングをこよなく愛す、体も性格も丸っこい猫なのだ。
B群の3兄妹の母猫キコは、正確な年齢は不明。気分が乗るとまだオモチャを追いかけることもあるが、この日はパス。遊びになるとちょっと遠慮がちなキコなのだ。
子供たちの手前、猫じゃらしに踊らされ、我を忘れる姿を見せられないとか思ってたりして。
願わくば、彼らがこの一年を恙無く過ごせますように。