繁りすぎたリンゴの木を早めに剪定

2017年に庭に植えた2本のリンゴ。4年目の春を迎えたが、一本は昨年花をつけ、もう一本は今年花をつけるという塩梅で、受粉相手とタイミングが合わず結実に至らない。

エスパリエ仕立てを目指すローズパール

植え付け時(2017年)の写真がピンボケ画像一枚しかないローズパール。果実の中身がピンク色に染まる比較的新しい品種だ。

リンゴ(ローズパール)の苗木
ローズパールの植え付け:20170427撮影

東の庭、朝から夕方近くまで日当たりが良い場所に植えている。今年初めて花をつけて嬉しかったけど、下の画像が開花した花の全て。つまりわずかひと枝の開花だ。

リンゴ(ローズパール)の花
初めて花をつけた:20210422撮影

樹勢は強く、グングン育つ。あまりにもっさりと繁りすぎるので、ちょっと早いが夏剪定をした。

下が剪定後の写真。うっかりビフォー画像を撮り忘れた。南に向いて枝を広げている。

リンゴのエスパリエ仕立て
枝を落としすぎたかも:20210625撮影

エスパリエにしたい気持ちだけあるが、仕立て方の詳しい資料に巡り合えずにいる。行き当たりばったりのなんとなく剪定だ。

今回、下画像のような太い枝も数本落とした。切り口には保護材を塗布している。

6月末のリンゴの剪定枝
垂直に伸びる元気な枝をカットした:20210625撮影

虫の入った枝もあった。どちらのリンゴの木もとても虫に好かれる。

リンゴの剪定枝の中の虫食い
中の芋虫ごとカット:20210625撮影

下が落とした枝。切りすぎたかもしれない。これが来年の花付きに吉と出ることを願う。

6月末のリンゴの剪定
思い切ってバッサリ:20210625撮影

ヒョロヒョロのグラニースミス

ローズパールの相棒はグラニースミス。同じ日に植えた。
酸味が強いクッキングアップルで、アップルパイにすると美味しいらしい。

グラニースミスの植え付け(矮性台木)
2017年春に植え付け:20170427撮影

下画像は昨年2020年春の開花。残念なことに今年は一輪もなし。

リンゴ(グラニースミス)の花
グラニースミスの去年の花、今年は咲かなかった:20200421撮影

ローズパールもこのグラニースミスもどちらも矮性台木に接木されているが、台木の種類が違う。確か、こちらは最新の矮性台木とか説明書きにあった気がする。強剪定なしでもコンパクトに育つのでエスパリエは考えていない。

下画像のようにヒョロヒョロ育ち。これは無肥料であることも影響しているかも。ただ、それはローズパールも同様だ。あちこち傷がついているのは、毎年、幹の中を食い進む虫が入るから。その度に針金を差し込んで処置をするが、毎年の被害に満身創痍のグラニースミスである。

雑草の中のリンゴ(グラニースミス)の木
野草の中でヒョロヒョロ育ち:20210704撮影

こちらも、梅雨が明けたら少し剪定する予定。

来年で植え付けから5年目。2本のリンゴが同時に開花してくれれば嬉しい。