貯蔵していたキクイモと自然栽培の里芋、勝手に生えている野蒜を収穫

11月に収穫した際、半分ほど埋め戻しておいたキクイモを掘り出した。去年植えた里芋も掘り出さないと食べる時期を逸してしまう。自生している野蒜も収穫だ。

下は掘り出したキクイモ、収穫した里芋、野蒜。
里芋は3株残っていたはずだったが地上部がすでに朽ちていて2株しか見つけられなかった。

収穫した土付きの里芋、野蒜、菊芋
収穫した里芋、野蒜と、掘り出したキクイモ:20190223撮影

貯蔵キクイモの掘り出し

秋の収穫が予想以上に多かったので半分を土の中で保存していたキクイモだ。穴を掘って波板で囲った中にイモを入れ土を盛って越冬させた。

3ヶ月貯蔵後掘り出されたキクイモ
11月6日に貯蔵したキクイモを掘り出した:20190223撮影

キクイモを洗ってたわしで土を落として状態をチェック。
傷のないものは全く傷んでいない。
収穫時に折れてしまったイモは、断面部分が少々傷んでいたがその部分を切り落とせば支障はない。

洗って綺麗にしたキクイモ
土を洗い落とした。傷みなし:20190224撮影

野蒜収穫

引っ越してきた当時、東の庭のいたるところに野蒜が自生していた。リンゴやレモンを筆頭に、バラやキンカン、ブルーベリーと様々なものを植えるたびに掘り起こされていくらか少なくなったのだが、積極的に取り除いてはいないので、そこここに元気な株がある。

下の株はあまりにも密生しすぎて成長できないらしく去年から針のような細い葉のままの群生。ドーム状に広がる様が美しいので、食用ではなく観賞用として楽しんでいる。
細い葉の下には小さい球根しかないのだ。

ハリネズミみたいな野蒜の群生
野蒜の群生を観葉植物として:20190221撮影

下の株は強く太い葉、この下には丸っこいミニチュア玉ねぎみたいな球根がある。食べごろである。
野蒜は引っ張っても抜けないので、少し離れたところからスコップを差し込んで土を崩すようにして収穫。

収穫時期の野蒜
この野蒜の株は収穫した:20190221撮影

野蒜とキクイモをさっそく食す

野蒜はさっと茹でて酢味噌にて。ちょっとだけピリッと辛い。緑の部分はかみごたえあり。

野蒜(ノビル)のヌタ
さっと茹でて酢味噌で食べる

キクイモは皮付きのまま一口大に乱切り。レンジであらかた火を通した後、ウインナーと人参とキャベツと炒めて塩胡椒にてあっさりと。
中は柔らかく、皮の近くにはゴリゴリとした歯ごたえ。(もしかしてレンジの時間が足りなかった?けれど生でも食べられるのでご心配なく。)
キクイモは土の匂いが残る。好き嫌いがわかれる香りだ。

キクイモ、ウインナー、ニンジン、キャベツの炒め物
柔らかいけど皮の部分の歯ごたえ良し