避妊手術後の子猫と母猫

野良猫母子、家猫化計画その13 子猫たち避妊・去勢する

これは野良猫が慣れていく過程の記録です。

猫の初、発情期は早いのだ

2キロになったら発情期?

かかりつけの獣医さんで取れた避妊と去勢の予約は11月。ちょっと遅いけれど仕方ないなと思っていたその矢先、猫の捕獲に助力してくれた団体の方から連絡が入った。我が家と前後して保護された子猫たちに発情の兆しがあり去勢手術を行なったというのだ。こちらの子猫たちのことを心配してくださり、母猫キコを手術した病院に連絡を取ってくれた。そしてなんとこの28日、29日に急遽手術となった。
ソックス2.45キロ、キジ1.92キロ、多分黒チビも同じくらい。先に去勢した子猫たちは1.9キロと1.7キロだったとか。みかんも2キロになったぐらいで発情した。猫は月齢3ヶ月から4ヶ月で発情期を迎えるのだな。おちおち子猫時代を楽しむ暇もなく大人猫の仲間入りするわけだ。

8月28日:子猫たちを捕まえる

今日はソックス♂とキジ♀である。
朝、猫部屋の戸を開けたところで廊下に飛び出して来たソックスを即確保。
ソックスをキャリングケージに入れて猫部屋に戻ると、いつもご飯ご飯とせっつく猫たちがいない。
黒チビはスリム3段ケージの天井に避難。キジはコンビネーションケージの2段目で母猫キコにぴったり身を寄せている。
キコを撫でると目を細めて見上げてくる。これはいけるとふんでキコの目の前でキジを捕獲。おお、成功!キコはリラックスしている様子。なんともスムースな搬送であった。(問題は明日の黒チビである。)

大物感あり

夕刻、ソックスを迎えに行く。
運ばれて来たケージの中にちょこんと香箱座りのソックス、周囲を見渡している。いつもほどの元気はないが怯えた様子はほぼ無し。すごいぞソックス。
病院でオスは尿結石の心配があるのでご飯はウェットフード中心の方が良いとのアドバイスをいただいた。これは知らなかった。また肥満しやすいので食事に注意してくださいとのこと。

最大級のゴロゴロ

猫部屋でケージを開けると、ソロソロ出て来たソックス。しぼんだタマが見える。可愛らしいタマタマの記念写真を撮っとけばよかったと悔やまれる。
ソックスはそのまま窓際のカーテンの陰に隠れ、ケージの中にいたキコがその後を追い、どうやらグルーミングを始めた様子。そして今までにない大音量のゴロゴロが響いてきた。発生源はソックスか?
いっときして出てきたソックスはウェットフードをちょっと食べて座椅子にじっと横たわった。目が細くなってる、おネムかな?お母さんに甘えて気分が良くなったようだ。よしよし。

29日:黒チビ♀捕獲がミッションなのだ

一夜明け、今日のターゲットは黒チビである。朝ごはんコールを受けて部屋に入ると黒チビがいない。スリム3段ケージの上にいる。どうやら廊下で響いたケージの金属音に反応したようだ。降りる気配がないのをいいことにキコとソックスにご飯を食べさせ、トイレ掃除と水換えを先に済ませた。
ケージと脚立と洗濯ネットとクリップを部屋に運び込むと、さすがのソックスもケージに警戒して部屋の隅に移動。ご飯が足りない様子のキコにドライフードを出し、食べている間に確保することにした。

シャーシャーシャーなのだ

脚立に乗ってひょいと覗くと壁の隅に背中をくっつけて横に寝たまま目をまん丸にして「シャー」と連続威嚇。真っ黒子猫がちっちゃな赤い口を開いて頑張る「シャー」はなんとも美しく愛らしいのである。これが見られなくなる前に記念撮影しておきたいものだ。以前あった空気砲?「カッ」というのは最近全くない。
で、猫づかみである。即、用意したクリップで首筋を挟み洗濯ネットに押し込んで確保。なんだか慣れてきたぞ。
ケージの中に入れてからクリップを外した。

動物病院に黒チビを引き渡し、キジを連れ帰る。

黒チビはものすごいビビリでパニックを起こすことを伝えて引き渡すとすぐ、キジが運ばれてきた。お腹に包帯を巻かれている。先生が抜糸しなくて良いように処置してくださったのだ。万が一のためお腹に包帯を巻いているが、猫が外したらそのまま、一週間経っても取れていなかったらカットして外すようにとのこと。
ソックスは全く威嚇がなかったが、キジは少し「シャー」があったそうだ。
ところで、黒チビはウイルスチェックをしていない。母猫と兄弟猫が陰性だったので、検査なしでワクチン1回目を済ませている。だが検査していないことが里子としてのマイナス要素になることを危惧してチェックをお願いした。
黒チビは明日の夕方にピックアップ予定である。

腹巻と再びのゴロゴロ

キジは帰ってきて家族と一緒にご飯を食べ、落ち着いたところでどうにも包帯が気になる様子。避妊手術後の包帯が気になる子猫

やがて諦めてママのミルクを飲み始めた。やがて再び特大のゴロゴロが。物言いたげなキコの視線、怒ってないよね?キコ?

避妊手術後の子猫と母猫

この後エリザベスカラーをキジに装着したが、10分後には外していた。なんとも器用だ。包帯がしっかり傷をカバーしているのでこのまま様子を見ることにする。

30日:黒チビ退院す

黒チビを迎えに行くとケージにバスタオルをかけて運ばれてきた。思い返せばキコもケージを覆われて戻ってきた。ソックスとキジは覆い無し。つまり人馴れ度の違いということだ。
先生はそんなに暴れなかったとおっしゃっていたが、多分シャーシャー怒りまくったんだ。
そしてウイルス検査はエイズも白血病も陰性とのこと、ヨカッタ ヨカッタ。

家族団欒

無事子猫たちの手術も終わり、くつろぎのキコ一家。
キコが避妊手術をして2ヶ月、お乳はいつまで出るのだろう?
子猫たちはいつまでミルクを飲むんだ?
こうして見ると結構大きいぞお前たち。

授乳中のキコ

31日:腹巻外れた?

夜明け前の運動会が再開し、朝ごはんコールも通常通りである。だが、猫部屋に入ると黒チビとキジのお腹から包帯が取れていた。ここそこにその残骸が・・。
腹巻が取れてさっぱりしたのか、2匹ともお腹を機にする様子もなくご飯を食べ、遊びに興じている。こんなに動いて大丈夫か?
う〜ん・・・どうするか・・・。包帯が取れたら取れたままで良いとのことだったし、今まで避妊手術してきた外猫たちも、同じように抜糸不要の手術で包帯もカラーもなく外に放されて大丈夫だった。抗生物質も打った。不安もあるがこのまま様子を見ることにした。
でもやっぱり気になって猫の避妊手術の縫合の画像なんか検索してついつい見比べてしまうんだな。

9月2日

子猫たち、よく食べよく寝て、困ったことによく遊ぶ。
キジの方の傷が一箇所開いているようだ。出血はない。糸を外したか、元気が良すぎて切れたか?様子を見ているところ。