これは野良猫が慣れていく過程の記録です。
避妊・去勢手術後なので1週間ほど安静にさせるはずが・・・
子猫3匹の辞書に安静の文字はもちろんない。みんなよく食べ、よく寝て、よく暴れる。
じゃらしタイムは1週間おおあずけなので、「遊ばないのか?」と不思議そうに見上げてくる。無視していると3匹だけで走り、登り、潜って、壊す。子猫は初めてではないけれど、兄妹猫3匹となると凄まじい元気の良さ。1匹ならばもう少し大人しいのだろうが・・・
術後1週間後の傷口の様子
術後の様子はというと、ソックスのタマ傷は大丈夫。黒チビのお腹は乾いてかさぶたができた。
キジの傷は今3ミリくらい開いて少し湿り気がある。これは少し心配。けれど開いたのは表面の縫合のみ。抗生物質は投与してあるし、このまま様子をみようと思う。
しかし、人間たちの心配をよそに、キジも含めてガサゴソバタバタ、ガッシャーンとけたたましいことこの上ない。
ところで、じゃらしタイムとは
これは我が家で設定している「おもちゃで子猫と遊ぶ時間」のこと。いくら人間が怖くても、ご飯と猫じゃらしを無視できる子猫はいない。捕まえた直後から毎日、主にご飯をあげてトイレ掃除をした後に導入している。
↓保護したての頃は市販の猫じゃらしをケージの中に差し入れての遊びが主。保護したその日から3匹ともよく遊んだ。
↓DVD「ネコが見るDVD、ネコミル」への食いつきも良い。子猫時代のみかんに購入したものだ。お下がりだな。
↓買い物袋(首が引っかからないように手提げの部分をカット)したものはシャワシャワ音がたまらないらしい。紙の手提げも紐を切って猫部屋に投入するだけで遊びのアイテムになる。
↓クリスマスの飾りに使ったふわふわ羽毛の紐も綱引きに使用。
深めの箱に小物を入れておくだけでも3匹で手を突っ込みあって楽しんでくれる。
だけど、紐付きネズミを追いかけるのが一番燃えるのだ。
だけどじゃらしタイムはもうちょっとお預けです。
追記:キジのお腹のその後
何事もなく自然にふさがりました。抜糸不要の施術をしていただいたので、これで親子共々の避妊・去勢が終了し、少しだけ肩の荷が降りた感じだ。