子猫のお見合いDAYがやってきた(家猫化計画その3)

これは野良猫が慣れていく過程の記録です。

里親さんとのお見合いDAY

昨日1組の里親さんとのお見合いがあった。
保護母子は生粋の野良一家のため、人馴れしていない。それを承知で引き受けてくださるとの嬉しい申し出なのである。

早速、猫部屋(私のパソコンルームだったが、彼らに占領された。パソコンはその部屋で有線でネットに繋いでいたが、しかたなく運び出してWi-Fiで使っている)にてケージ越しのお見合いである。

母猫がものすごーく不機嫌。「知らない人だから警戒してるのね」と理解いただいた。ケージ内にに設置した段ボールハウスの中に子猫団子ができていて、それぞれの顔だけこっちを向いている。総柄キジ2匹と、白黒柄、胸とお腹に白いスポットがある黒の4匹だ。

キジその1、里子に決定!

そのなかから、「あの子は優しい顔をしている」と選ばれたのが「キジその1(♂)」
しかし、警戒中の母猫を無視して手渡すことが難しいため、こちらで捕まえた時にお届けすることになった。
キャットフードのお土産までいただいた。とてもありがたい。
すでにケージもトイレも完備、14歳で黒猫が亡くなった後なので、違う毛色の子を引き取りたかったとのこと。

さて、なんとか当日中にお届けしたいのだが、13時時点でケージを覗いてみると、母親のそばで熟睡中。猫は号令に従っているみたいにパタッと眠りに落ちる時間がある。我が家の2匹も爆睡中。
たぶん、これが最後の母子の添い寝。彼らが起きたら、なんとか母猫の死角になる場所であの子を捕まえなくては。
missionは「キジ猫その1捕獲作戦」なのだ。

キジその1捕獲作戦決行!

16時前に様子を窺うと、ごそごそ活動開始のよう。ケージ2段目にいる母親から子猫を引き離し3段目に誘導すべく猫じゃらしを振ること10分ほど、3匹が3段目に、1匹がその斜め上のハンモックに移った。ターゲットは3段目にいる。だが母猫はその直下、手が出せないまま5分が過ぎたところで母猫が1段目に移動。なんとウンチングタイムだ。
右手で猫じゃらしを動かし続け、左手で3段目の扉をサッと開き(ロックは外しておいた)その手で三びきの真ん中にいるターゲットの首筋を猫掴んで引き出す。猫じゃらしを放棄し素早く右手で扉をロック。他の子猫たちが驚いて飛び降りた音で、母猫が威嚇の声を放つがウンチング中である。
体をケージと反対方向に回転させ胸元にターゲットを隠し、そのまま部屋を出て玄関に用意した上びらきキャリングバスケットにそっと降ろす。手を離す前に洗濯バサミでターゲットの首筋を挟む。家を離れるまで声を上げられては困るのだ。

キャリングバスケットを車に乗せてホッと一息。ターゲットの洗濯バサミを外し、バスケットをバスタオルで覆う。
猫部屋の様子を見に行くと、子猫たちは2段目の段ボールハウスに結集。母猫はトイレの後始末中。どうやら彼女には悟られずにmission complete。
里親の元へのターゲット護送を完了した。