手術当日、母猫逃走す!(家猫化計画その2)

これは野良猫が慣れていく過程の記録なのである。

避妊手術当日、母猫逃走す

6月24日に保護した野良親子。数日ケージで過ごした後、28日に母猫の避妊手術と子猫健康診断のため、それぞれをキャリングケージに入れることにした。

ソフトケージは弱かった

28日朝8時頃、ケージ内にセットしていた寝床用のキャリングケージになんとか親猫を入れて車に運んだあと、子猫たちを別のキャリーケージに確保。車に載せようとドアを開けた途端、母猫脱走!
キャリングケージのジッパーを押し壊して逃げ出し、ドアが開いた瞬間に逃げ出したのだ。しかたなく動物病院に手術キャンセルの連絡をいれ、子供達だけを病院に連れて行った。

4匹の子猫も人馴れしていない。先生方は洗濯ネットにいれて1匹目を診察。回虫がいたため、4匹とも薬を首元に落とすことになった。性別の確認もお願いしていたのだが、比較的おとなしい2匹のみ確認。残り2匹は暴れるため今回は無理とのこと。

空腹には勝てぬ

お昼前に家に帰るとなんと玄関で母猫が待っていた。昨日の夜から何も食べてないので空腹の様子。とりあえずご飯を食べさせた。お腹がいっぱいになると子猫たちを探して鳴きながら我が家の周りを巡回。この家の中にいることはわかっているようである。
ふと、子猫を囮に家に呼び込むことを思いつく。閉じ込められたことに気づいた母猫のもたらす混乱に備えて、パソコンやら小物やらを部屋から運び出す。

子猫囮作戦決行

午後5時ごろ、決行である。
子猫たちのケージがしまっていることを確認し、そっと掃き出し窓を開ける。子供達の匂いに誘われてサッシから母猫が顔をのぞかせる。母猫が声をかけると、ケージの隅に引っ込んでいた子猫たちが騒ぎ始めた。子猫たちの顔を見てついて来いと鳴きかけるが、子供はケージから出られない。

躊躇すること20分、ついに母猫が家の中にはいった。間髪入れずサッシをしめた。閉じ込められたことに気づいた母猫がが怯えて鳴き、子猫もパニック。母猫は窓にすがりついたりカーテン登ったりした後、一個だけ残しておいた本棚の下にある15センチの隙間に潜り込んだ。
双方を落ち着かせるため子猫のケージを開く。あとで猫たちをケージにもどすのに苦労しそうだが仕方ない。ドアを閉めてとりあえずほっておく。ガサゴソ音が聞こえるが、とにかくほっとく。

母猫はご飯。子猫はじゃらし

午前4時、母猫の声がする。飯くれコールだと、なんとなくわかる。そっと部屋に入り電灯をつけると、いろいろとものの配置が変わっている。やりたい放題だ。
猫はすべてケージの後ろに隠れている。
ケージの一段目を開き、中にキャットフードを試しにおいて様子をみると、母猫が出てきて躊躇なく入り食べはじめた。ケージを閉じる。ちょっと唸ったけれど食べ続ける。あっさりすぎてビックリ。
子猫たちにはご飯よりオモチャである。猫じゃらしをフリフリしていると1匹1匹と寄ってくる。確保に要した時間10分。

疲れた。