捕獲器を使って、野良親子を捕まえました。
今日、2018年6月24日、野良の母猫と4匹の子猫を捕獲した。キーボードを叩く私の1メートル背後にキャットケージがある。今もかすかに気配あり。
捕獲器っていうのを買うべきか?
6月16日、動物病院で母猫の避妊手術の予約(6月28日)が取れた。捕獲の期限が切られ、どうやっても捕まえなくてはならないのだが、撫でることも抱っこすることもできない猫たちをキャリーに入れる方法が思いつかない。
母猫の人馴れ度は10%ぐらい。「ご飯ください」的にニャーと鳴くが、ご飯を出すたびにシャーシャー威嚇する状態。子猫に至っては人の気配を感じると速攻、物置の床下に滑り込むように身を隠す。よって、母子共々確保するには捕獲器なるものを使用するしかないのではと思い至った。ネットで検索すると捕獲器は一万円以上する。4匹を捕まえるのに何個捕獲器がいるのかわからないし、買っても今回の他に使う予定はない。
猫保護関連の団体に連絡を取った。
その日のうちに猫保護活動を行なっている団体に捕獲器レンタルの問い合わせのメールを送る。10分後返信のメール、直後に電話がかかる。(早いっ!)
17日、猫たちの状況確認を兼ねて、捕獲器の使い方のレクチャーに家まできてくれた。そして、なんと捕獲当日のサポートを受けられることに。(なんだかすごいぞ。)
捕獲日は当初、母猫避妊手術の前日27日夕方を予定していたが、隣家のビワ目当てにカラスが襲来するため、子猫の安全を考えて少し早めの24日(今日だ。)捕獲となった。
捕獲に要したのは2.5時間。スムースにいった方なのか?
3つの捕獲器を使い作戦が始まったのが14時過ぎ。ウッドデッキに2つ、裏庭に1つそれぞれ少し離れた場所に捕獲機を仕掛ける。
前日夜から食事を与えていないことが奏したのか、餌(いなばの焼きカツオをほぐしたもの)の匂いに誘われ2分も経たず、ウッドデッキ上の捕獲機にてあっさり母猫捕獲。母猫が捕まるのを側で見ていたソックスがその30秒後に3メートルも離れていない別の捕獲器にin。
2匹を用意したケージに移し、再び捕獲機を庭に仕掛ける。幸先いいぞと思ったが、それから長期戦となり最後の一匹を確保したのは16時半。今日は暑かった。
下はケージに詰め込まれ、怒りガオの母猫「キジコ」とお乳タイムの「黒チビ」「キジその2」
↓「キジその1」と「ソックス」ケージの最上段で警戒中だ。
↓我が家の2匹エドとみかんは、よそ者の気配がする部屋の中が気になって仕方がないようだ。
22時ごろまで母猫が鳴いていたが今は静か。みんな眠ってしまったか?ケージは布で覆っている。デスクスタンドしかつけていないので彼らの寝床は眩しくないはず。
これから母子共々家猫修行である。なんとか人馴れしてくれれば良いが。