一歳になったばかりのソックス、クロエ、茶々は初めての匂い、見慣れぬ物があると、「なんだ?これっ!?」とどこからか集結。ガサガサ、ゴソゴソするのである。
猫たち初めての牡蠣の匂いに出会う。
ある日の夕食準備中、ついうっかり、食材の入っていたケースを床に落っことしたら、3匹が勢ぞろい。
匂いが気になるらしく、長いことクンクン。ちょびっとナメナメ。

このケースの中に入っていたのは・・・殻付きの牡蠣。1歳トリオにとっての初めての遭遇である。

先住猫エド&みかんは魚介類の匂いには慣れっこだが、家猫一年目のB群猫たちには新鮮な香りだったのだろう。
この後、レンジでチンして食したが、食卓にまで牡蠣を襲いに来ることはなかった。
みかん、キコ、エドは牡蠣には全く反応せず。(エビにはこの3匹も寄って来るのだが。)
ただ、牡蠣を調理した後のレンジに頭を突っ込んでいるクロエのお尻は確認した。
キッチンは留守中と火を使った調理中は猫立ち入り禁止。通常、人がキッチンにいる時は探検OKになっている。
テントウムシは猫の遊び相手
翌日はソックスがカーテンに張り付いてゴソゴソ。

季節が季節だけに、もしやムカデ!?とソックスを抱えて押しやると・・・テントウムシであった。

テントウムシはこの後しばらくソックスの遊び相手を務めてくれた。(カーテンが引き攣れているのは猫たちが爪で引っ掛けたあと。我が家のカーテンは猫爪でボロボロなのである。)
炭酸水ペットボトル、猫に叩き落される。
ある日はテーブルに置いておいた炭酸水のペットボトルをクロエが叩き回し、転がってボトルが落ちたことに自分が驚いてダッシュで逃走である。
何やってるのだと床にペットボトルを立てて待っていると、クロエがソロソロリと戻ってきてボトルの正面に正座である。
どうやら湧いて出る炭酸の泡の動きがクロエ心を惹きつけた模様。

そこに通りがかったみかん、クロエにひと唸り。(みかんはクロエ、茶々、ソックスと不意に出くわすと、「散れ散れ〜!」とばかりに不機嫌に唸るのである。)
クロエは写真の位置にさっと退散である。
ペットボトルの前に残ったみかんはもう4歳、「炭酸の泡なんか見慣れてるわ」とばかりにこの後すぐ立ち去った。

その後、ニョキッとスマホの前に頭を突き出したのはソックス。
離れたところから顛末を眺めていたらしい。

ソックスも炭酸の泡を真剣な表情で見つめていたが、結局手は出さずに離れていった。

まだまだ1歳になったばかりのこの3兄妹。落ち着いた大人猫になるのはまだもうちょっと先なのだ。