築50年の我が家、ついにドアベルが壊れた
引っ越して以来、鳴ったり鳴らなかったりしながらも、だましだまし使っていたドアベルが壊れてしまった。新しい電池に取り替えても、ウンともスンとも言わない。諦めて新しいものと取り替えることにした。ただしなるべく低予算で。
大小の金属片を叩いてピンポーンと音が出る昔ながらの玄関ベル
壊れてしまったドアベルは、玄関先のボタンと屋内に設置した受信機を電線でつないだタイプ。単2電池4本で動作していた。
左が玄関にあるボタンで、右が屋内の玄関チャイム本体。左右にあるサイズ違いの2枚の金属片を弾くことによって「ピン、ポン」と音がなる。このドアベルは、この家が建てられた50年前のものかもしれない。
レトロでよかったのだが、本体が設置されている場所が、現在猫のトイレ部屋の中にある。なので居間にいる人間に聞こえづらく、電池が切れかかると音がさらに小さくなり、荷物の配達員の方に迷惑をかけたり、思いも寄らず居留守になってしまったり。
そして、ついに新品電池に交換しても作動しなくなった。
介護用品として利用しているELPAのワイヤレスチャイムシリーズ
インターホンに取り替えることも考えたのだが、要介護の家族のために使用しているワイヤレスチャイムシリーズを活用することにした。1500円程の追加出費で済むのからだ。
下画像が前々から使っているもの。
写真上部にある受信機EWSーP50は持ち歩きも可能。大抵は居間に置いている。送信機を8つまで、それぞれ違う呼び出し音で登録できる。
長方形の押しボタン送信機EWS-P30は寝室とトイレで1個づつ使用中。丸い防水押しボタン送信機EWS-P32は、浴室に置いている。
押しボタン送信機EWS-P30は防雨タイプ
屋外なので、丸い防水型が良いのだろうが、玄関ベルと認識してもらえない可能性がある。なので長方形の送信機を1つ買い足した。
パッケージに「防雨タイプ押しボタン」とあるが、裏面に「大量の水(ゲリラ豪雨や台風の雨)が直接かかる場所への設置は避けてください。」との記述あり。
玄関ポーチの下なので、たぶん・・・大丈夫。
手持ちの道具と材料で工作開始
端材箱から野地板の切れっ端を引っ張り出し、ノコでカットし、ボンドでくっつけ、ちょっとだけ角をヤスリで落とす。
雨がかかっても良いように、ウッドデッキ塗装で余ったガードラックアクアで二度塗り。
あとは、古いドアベルのプラスチックカバーにボンドを塗って木をはめ込み、その上に送信機の取り付けホルダーを、これもボンドで接着。
その後、古いドアベルの土台にはめ込んで完成である。
この送信機にはボタン電池CR2032(別売り)を2個使用している。電池交換の際は送信機のみホルダーから取り外してもいいし、古いドアベルのカバーごと取り外しもできる。
木材の接着面が凸凹で、ガタガタの仕上がりだが、昭和テイスト漂う我が家にはしっくりすると思うのだ。