寝室の蛍光灯が死んだ。
この機会にLED照明に取替えるべく、購入して付け替えたのだが、点かない。
築40年以上経過している我が家、電気配線が寿命を迎えたのか?
とりあえずは天井にくっついている引っ掛けシーリングを新調することにした。
せっかく取り付けた照明を取り外し、ブレーカーを落として作業開始だ。
古い引っ掛けシーリングを取り外す
まずは取り外しから。
角形の引っ掛けシーリングの取り付けネジをドライバーで緩めていく。外したネジは新しい器具を取り付ける際に再利用。無くさないように。
ネジを取り外しても裏にケーブルがくっついているので、落下はしない。
ケーブル外装の剥きすぎは試験では一発アウト!
ネジを取り外したら引っ張ってケーブルを引き出す。
ケーブルの外装が10センチほど剥かれていてちょっとビックリ。
なぜかというと、電気工事士の技能試験では白黒の絶縁被覆が5mm以上見えていると一発不合格なのだ。
書店で買った学科と実技のテキスト各1冊と、実技練習用教材だけが知識のすべてである独学のペーパー2種電気工事士なので、想定外の施工を見るとそれだけでドキドキ!
丸型の引っ掛けシーリングに取り換え
今回は丸型の引っ掛けシーリング「WG5015」に取り換え。
裏を見ると、二つ丸い穴が空いている。
ここに白黒の電線を一本づつ差し込む。白い方は「W」の方に差し込むのが鉄則だ。
ケーブル外装を剥く
引っ掛けシーリングには、電線を剥く目安がついている。
目安に合わせてケーブルを加工したのが下の画像。
「W」とある方に白い線を、もう片方に黒い線を差し込む。
差し込んだ時に心線(金属の部分)が見えないように、また絶縁被覆(白と黒の部分)が5mm以上見えないように試験の時には心がけるのだ。
引っ掛けシーリングを天井に取り付け
石膏ボードの裏に土台の木材があることを確認しつつ、古い引っ掛けシーリングから取り外したネジを再利用して取り付け完了。
工事完了!のはずが・・・・
さて、意気揚々、リモコン操作するものの、つかない!?
原因は引っ掛けシーリングではなかったのか?
ということで、さらなる原因を探るべく、天井裏の配線を確認する羽目になったのだった。
寝室の照明の電気配線を確認すべく、ヘッドライトとランタンを相棒に、イザ、登るぞ天井裏へ。意気揚々と作業を開始したものの、思わず脱力する展開が・・・。 屋根裏への入り口は押入れの中にある 我が家は築40年以上経過している。 …