スイバは冬でも元気な多年草
緑の濃い大きな葉っぱが綺麗なので、数株のスイバを庭のあちこちに残している。冬の間、地面にペッタリと身を伏せて、ロゼット形態で寒さを乗り越えたスイバが、春になりむくむくと身を起こし始めた。
冬のスイバ、美しい赤銅色のロゼット
西の庭、フェイジョアのすぐちかくに去年からあるスイバの株、寒さに赤く色づき地面に張り付いて年を越した。
浮き上がる葉脈が血管のようだ。
2月に入ると赤みが失せて、いつものスイバの元気な緑色が戻ってきつつある。
3月に入り暖かさが増すと、すっかりとした鮮やかな緑。ホウレンソウみたいだ。
スイバの葉脈はスッキリ
似た植物にギシギシがあるが、葉の裏を見ると判別は容易だ。スイバの葉脈はスッキリ、ギシギシの葉脈は網目状なのだ。
この庭にはスイバのみ、ギシギシは一株も見つけられない。
新芽は特に美味しいとか
スイバ、ギシギシとも食用になるそうで、立ち上がった新芽を茎ごと収穫するらしい。
下の画像が我が家のスイバの新芽。食べられると言われると美味しそうに見えてきた。
ところどころ葉っぱがかじられている。そろそろ昆虫たちが活動を始めたようだ。
彼らに食べられてしまう前に、明日、おひたしにしてみようか。
草丈1メートル超えの圧倒的存在感 去年、ロゼットで越冬したスイバの株が、春を迎えて花をつけた。深葉の深い緑。すっくと立ち上がる力強い茎。夕日にキラキラと輝くシャンデリアのような花穂。スイバは手間いらずの観葉植物なのである …