スイバは冬でも元気な多年草

緑の濃い大きな葉っぱが綺麗なので、数株のスイバを庭のあちこちに残している。冬の間、地面にペッタリと身を伏せて、ロゼット形態で寒さを乗り越えたスイバが、春になりむくむくと身を起こし始めた。

冬のスイバ、美しい赤銅色のロゼット

西の庭、フェイジョアのすぐちかくに去年からあるスイバの株、寒さに赤く色づき地面に張り付いて年を越した。
浮き上がる葉脈が血管のようだ。

赤銅色に染まった冬のスイバ
真冬でも元気なスイバの葉:20200106撮影

2月に入ると赤みが失せて、いつものスイバの元気な緑色が戻ってきつつある。

春を待つスイバ
赤から緑色に変わっていく:20200215撮影

3月に入り暖かさが増すと、すっかりとした鮮やかな緑。ホウレンソウみたいだ。

ほうれん草みたいな春のスイバの葉
ほうれん草みたいに美味しそうだ:20200306撮影

スイバの葉脈はスッキリ

似た植物にギシギシがあるが、葉の裏を見ると判別は容易だ。スイバの葉脈はスッキリ、ギシギシの葉脈は網目状なのだ。
この庭にはスイバのみ、ギシギシは一株も見つけられない。

スッキリした葉脈のスイバの葉裏
葉裏を見ればギシギシと区別できる:20200306撮影

新芽は特に美味しいとか

スイバ、ギシギシとも食用になるそうで、立ち上がった新芽を茎ごと収穫するらしい。

下の画像が我が家のスイバの新芽。食べられると言われると美味しそうに見えてきた。

立ち上がり始めたスイバの新芽
新芽が美味しいらしい:20200306撮影

ところどころ葉っぱがかじられている。そろそろ昆虫たちが活動を始めたようだ。

彼らに食べられてしまう前に、明日、おひたしにしてみようか。