撫でたいところから描く
今でも5匹の猫に囲まれているのだけれど、時折もういなくなった猫に会いたくなって写真を眺めながら鉛筆を動かす。
ソナの伏し目がちな目元と、ちょっぴり反った鼻筋
ソナの鼻筋を撫であげるのが好きだった。それにちょっと困ったような風情の目元を思いだす。
だから描き初めは目と鼻から。

そこから頬の膨らみや目に影を落とす毛並みを愛でつつ描き足していってこうなる。

エドの眉間のくぼみが好きだった
なので、ぎゅっとつむった目元からエドを描き始める

エドのふっくらしたウィスカーパッドを両親指で横に撫でるのが好きだったなあ。

私が撫でるのが好きだった場所を、たぶんソナもエドも好きだったはずと勝手に思っている。エンドレスで撫でさせてくれていたし。
会いたいなあ。
私たちのことは描かないの?と、みかん、キコ、ソックス、茶々とクロエの声が聞こえてきそうだけど、君たちのことは毎日撫で回しているだろう?
絵なんか描かれるより、ナデナデの方が好きだろう?君たち。